「非常勤から常勤になるチャンス」に休職…。「期待されてうれしい」と思っていたのに働きすぎて休職した話

他人からの期待はうれしいものだと思っていた/画像提供:Ⓒみぞグミ絵璃/講談社

「非常勤から常勤になるチャンス」に休職…。「期待されてうれしい」と思っていたのに働きすぎて休職した話

9月8日(火) 13:00

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他人からの期待はうれしいものだと思っていた
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小さい頃から漫画や本が好きだったみぞグミ絵璃(@mizogumi)さんは、「&Sofa」(講談社)にて「すってんてんちゃんお休み日記」という作品を連載していた新人漫画家さん。2023年11月には「アルバイターてんちゃん、社会のレールに乗る」を含む1話~3話をSNSに投稿し、9300超えのいいねが付いた。昼は福祉の施設で非常勤職員、夜はカフェでアルバイトをして働き詰めのてんちゃんが、ひょんなことで休職することから物語は始まる。20代女性の平凡な日常を描き、ほんわかしたタッチの絵がなんとも魅力的だ。本作を描くようになった理由や裏話などについて、みぞグミ絵璃さんにインタビューした。

■自身の休職経験からエネルギーは無限に湧いてこないことを知った
「アルバイターてんちゃん、社会のレールに乗る」1-1

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本作「すってんてんちゃんお休み日記」を描いたきっかけは自身の休職経験だという作者のみぞグミ絵璃さん。「自分の身体というものをあまり意識したことがなく、エネルギーというのは食事で補給すれば無限に湧いてくるものだと勘違いしていました。お休み期間を経て初めて、疲れているときの身体感覚やリラックスしているときの身体感覚を感じ取れるようになりました。もしかしたら多くの人が当たり前に知っていることばかりかもしれないのですが、私は知る機会がなかったので、描いてみたいと思いました」と教えてくれた。

描きたいことがたくさんあったそうで、「短いページ数でまとめることに一番苦労しました。描くほどでもないような些細なことでも、てんちゃんたちの物語において大切なことのように感じてしまうんです。これは今でも私の課題で、上手に描写の取捨選択ができるようになりたいです」と本作を描くにあたっての苦労を語る。

本作の主人公・てんちゃんは仕事帰りの肉まんが癒やしとなっていたが、みぞグミ絵璃さんの癒やしはマッサージ屋さんに行くことだそうで「会社員時代は、退勤後に急に『歩いて家に帰るのは無理だ』と感じることがありました。そういうときはマッサージをしてもらってからでないと家に帰れませんでした。てんちゃんは肉まん1個なので、それと比べると贅沢ですよね…。今でも、どうしても自分で癒やせない疲れはマッサージ屋さんに癒やしてもらっています。タイ古式マッサージが好きです。マッサージ師さんには本当に感謝しています」と、自身の癒やしは今でも継続中のようだ。

ついつい頑張りすぎて限界突破してしまう人、ぜひ読んでみて。

取材協力:みぞグミ絵璃(@mizogumi)

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