「スター・ウォーズ」の生みの親ジョージ・ルーカスが、17年かけて造った博物館について「さすがに心が折れかけた」と語ったと米ハリウッド・リポーターが伝えている。
正式名称は、ルーカス・ナラティブアート博物館。ナラティブ・アートとは、物語を語るために描かれた絵のことだ。小説の挿絵や絵本、漫画、映画のポスター、壁画までが含まれる。
妻で経営者のメロディ・ホブソンとの共同創設で、費用は約10億ドル(約1560億円)にのぼる。
構想から開館までに実に17年もの年月がかかった。サンフランシスコとシカゴでは立地やデザインなどで折り合わず2度とも計画が流れている。3度目のロサンゼルスでようやく場所が決まったのが2017年で、着工は翌年だった。当初は21年の開館を見込んでいたものの、そこにコロナ禍の中断と資材の遅れが重なった。
記者向けの内覧会に姿を見たルーカスは、「街から追い出されては建てようとして17年。建てるのに8年かかった」と振り返った。
「問題のひとつは、私がへそ曲がりだということだ。できると思われていることはやりたくない。できないと言われることに惹かれる。しかも、やってのけたところで『よくない、そんなのは無理だ』と言われる」
そのうえで「無理なことをやるのには慣れている。だが、これにはさすがに心が折れかけた」と続けた。
展示されるのはフリーダ・カーロやノーマン・ロックウェル、バンクシーの絵まで1300点あまり。収蔵は4万点を超える。「スター・ウォーズ」からは、C-3PO、R2-D2、ダース・ベイダー、レイア姫の衣装、ルークのランドスピーダー、AT-ATの巨大な模型が並ぶ。屋外には、レイア姫とジャバ・ザ・ハットのブロンズ像が立っている。
ルーカス・ナラティブアート博物館は、9月22日にロサンゼルスで開館する。
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スター・ウォーズ
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Photo by Daniel Knighton/Getty Images