「誰にも言うな」口外すれば命を奪うと告げる冷酷な雪女…お互いバレてはいけない掟がもどかしい展開に【著者インタビュー】

看破されてはならぬ。妖怪界の掟/くりきまる(@kurikimaru)

「誰にも言うな」口外すれば命を奪うと告げる冷酷な雪女…お互いバレてはいけない掟がもどかしい展開に【著者インタビュー】

9月7日(月) 9:00

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看破されてはならぬ。妖怪界の掟
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「雪に凍える者を殺す存在」と言い放ち、口外すれば命を奪うと告げる冷酷な雪女。だが、恋をしたことがきっかけで、なんともじれったい存在になってしまい……?
「31番目のユーリ」(「WEBコミックガンマ」)を連載していた漫画家のくりきまる(@kurikimaru)さん。くりきまるさんが個人創作漫画としてSNSに投稿した「掟に苦しむ雪女」に、X(旧:Twitter)上で3.4万件を超える「いいね」とともに、読者から「もどかしすぎ」「このにぶちん!」と、じれったいラブコメ展開にやきもきする声が多く寄せられている。作品のあらすじとともに、作者のくりきまるさんに同作の制作背景を訊いた。

■妖怪界の掟、看破されてはならない
「掟に苦しむ雪女」01

「掟に苦しむ雪女」02

「掟に苦しむ雪女」03

本作「掟に苦しむ雪女」は昔話の怪談「雪女」を題材に描かれている。「雪女」の物語はさまざまな描かれ方があるが、なかでも“かつて雪女と掟を結んだ男が、妻に秘密を話してしまうが、その妻こそ、そのときの雪女で、命はとらないが姿を消してしまう”というものが有名である。本作を描いたきっかけとしては「雪女の話ではすんなり夫婦になっていますが、その過程でどんなことがあったのかを想像しました」と作者のくりきまるさん。

本作の雪女はコメディー感満載で表情も豊かに描かれているが、キャラクターの拘ったポイントについて伺うと「なるべくリアクションを大きくかわいらしく、見ただけで心情がわかるようにと心掛けています」と教えてくれた。また、本作のように人ならざる者と人間との関わりを描くうえで「種族間や文化の差はあれど、悩みや喜びを感じるところなど根っこにあたる部分はみな同じだと思っています。その辺りの共感を感じとっていただける話を作りたいと気をつけています」とくりきまるさんは語る。

雪女たち妖怪の世界では、人間に正体がバレると一緒には暮らせないという掟が存在する。出会った少年と夫婦になるには絶対に正体はバレてはいけない…。大抵の民話や伝説において“掟”や“タブー”というものに翻弄され苦しむのは人間だが、本作では妖怪である雪女の方が掟を守らないといけないが故のジレンマを描くラブコメストーリーだ。

昔話「雪女」が夫婦になるまでにこんな過程があったのかも?ぜひ読んでみて!

取材協力:くりきまる(@kurikimaru)

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