クリストファー・ノーラン監督の「オデュッセイア」に出演したエリオット・ペイジが、その後は出演の話が「あまり来ていない」と、米国のポッドキャスト番組で明かした。
ペイジは2007年の「JUNO ジュノ」でアカデミー賞候補になり、2020年にトランスジェンダーであることを公表した。「オデュッセイア」への起用が発表されたときには、保守系の論客から「まったくの謎だ」という批判も出ていた。
ノーラン監督とは、2010年の「インセプション」でも組んでいる。ただ当時は、男性ばかりの現場で居場所のなさを感じていた。帯状疱疹を発症したことを、回想録「Pageboy」に書いている。
「『インセプション』の現場は本当に楽しかったし、ノーラン監督と組めたのもよかった。ただ、自分自身はとても居心地が悪かった。『JUNO ジュノ』のような役では、もっと自分のままでいられた」
「オデュッセイア」で演じたのは、マット・デイモン演じるオデュッセウスのいとこだ。今回は心が晴れるような撮影だったと振り返り、いまが一番いい仕事のできる状態だとも話している。その状態で、次の役が決まっていない。
同じ「オデュッセイア」に出たサマンサ・モートンも、8月に同様のことを明かしている。魔女キルケを演じたモートンの出番は10分ほどだが、その芝居には撮影現場で拍手が起きた。役の話は、ノーラン監督から直接かかってきた電話で決まったという。
だが、その撮影を最後に仕事は途切れた。原因は年齢だと、モートンはみている。
「『オデュッセイア』をやってから、1年間、仕事をしていません。腕のいいエージェントもマネージャーもついているのに、です。でも結局のところ、私は49歳ですから」
「オデュッセイア」は9月11日から全国公開される。
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