イギリスを代表するロックバンド「オアシス」の再結成ツアーを追ったライブ・ドキュメンタリー映画「オアシスドント・ルック・バック・イン・アンガー」が、9月11日より日本国内の劇場にて2週間限定で公開される。このほど、本作を手掛けたクリエイターがインタビューに応じ、「オアシス」再結成までの軌跡を追った本作の誕生秘話を明かした。
本作は、オアシスのメインボーカル、リアム・ギャラガーと、メインソングライターのノエル・ギャラガーの兄弟による伝説の再結成ツアー「Oasis Live‘25」に密着。日本でも10月に東京ドームの2日間で約10万人を動員し、社会現象的な「オアシス・フィーバー」を巻き起こした伝説のワールド・ツアーを、劇場で追体験することができる。
さらに、リハーサルやステージ上だけでなく、バックステージの様子や、20年ぶりに実現したリアムとノエルの合同インタビューも収録。世界規模で完売となったツアーの舞台裏や、オアシスの音楽が多くの人々や世代に与えた深い影響、世代を超えて愛される彼らの音楽の意味にも迫る作品となっている。
本作を企画したスティーブン・ナイトは、伝説的バンドの復活劇を追う奇跡的なプロジェクトにおいて、「(オアシスの2人に)何も影響を与えずに観察すること」を徹底したという。
「私たちはそのプロセスの一部になりたくありませんでした。リハーサルの際には、そのリハーサルスペースに10台のカメラを設置したのです。カメラは動かさず、操作することさえもしませんでした。ただ録画し続けるだけです。ギャラガー兄弟やバンドメンバーは、カメラの存在をすぐに忘れてしまったか、あるいは気にしていなかったと思います。だから、私たちはありのままの姿を捉えることができたのです」
一切の演出を排した環境で撮影を行ったからこそ、本作では、大きな亀裂が生じ一度は離ればなれになってしまったギャラガー兄弟が、いかにして絆を取り戻し、再び世界を熱狂させるに至ったのか、その舞台裏が臨場感たっぷりに捉えられている。
撮影中、クリエイター陣を驚かせたのが、ギャラガー兄弟の和解の仕方だ。
「とてもイギリス人らしい、特に北イングランド特有の形でした。それはしばしば、言葉を交わすことなく起こりました。視線や仕草、笑い声、そして自然に起こる出来事を通して起こったのです」
続けて、ナイトは「家族は違う。何も言わなくても通じ合うんだ」とノエルが語ったとも明かし、「16年間話していなかったのに、2人が再会すると、まるで以前話していた会話をそのまま再開する感じだったのが印象的でした。16年間の溝を埋めるのに、16秒ぐらいしか経っていませんでした」とのエピソードも語っている。
本作の公開を待ち望むファンに向けて、「この作品を通じて、予想もしなかったものを観たり聞いたりすると思います。兄弟の関係性や、バンドがデビューした当時マンチェスターにいた人たちとの関係についても知ることになるでしょう」とコメントし、世界的バンド「オアシス」のまだ知らない一面を目撃できる1作に仕上がっていると強調する。
「それだけでなく、この2人の機知と知恵は実に素晴らしいものです。私がインタビューをした時、ほとんどすべての質問に対する彼らの答えは、Tシャツにプリントできるような名言ばかりでした。彼らは音楽だけでなく、言葉を操る才能も持っています。そんな彼らが何の目的もなく、誰にも邪魔されずに、話している姿を見るのは、最高だと思います。それはまさにゴールド(最高の瞬間)なんです!」
【作品情報】
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オアシスドント・ルック・バック・イン・アンガー
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