SKE48が37thシングル「ため息未来」を9月9日にリリースする。本作は“夏が終わらないでほしい”という想いを、平成らしさ溢れるキャピキャピダンスにのせて歌う王道アイドルソング。前作「サンダルだぜ」に続いて、TeamEの大村杏がセンターを務める。今回は大村に加え、TeamSの相川暖花、入内嶋涼、倉島杏実、坂本真凛にインタビュー。新曲の魅力やダンスのポイント、選抜発表の裏側について話を聞いた。
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Photo/草刈雅之
Text/渡辺麻美
――まずは、今作の選抜メンバー入りについて聞かせてください。大村さんは2作連続でセンターに選ばれましたね。
大村:はい。前回、初めてセンターをさせていただいて学んだことや、卒業された先輩から学んだことがたくさんありました。今回の選抜メンバーでも、センターを経験している方が2人もいらっしゃるので、その先輩方から吸収させていただきつつ、もっとセンターとして成長した姿をファンの方に見せたいなと思っています。皆さんをワクワクさせられるように、これからのリリースイベントなども力を入れていきたいし、すごくやる気に満ち溢れています。
相川:35thシングル「Karma」から選抜メンバーに選んでいただけて、すごく嬉しいんですけど、まだ慣れないというか。自分にとって選抜メンバーはほど遠い存在だったから、「ギリギリ残れた、よかった」みたいな気持ちですね。こうして選んでいただけたのは応援してくださっているファンの方のおかげなので、本当にありがとうございますと言いたいです。自分にはまだまだ選抜メンバーとして足りないものが多くて、そこを埋めていくのは難しいだろうなとも思っていて。だからこそ、違う部分で攻めていくしかないだろうなと思うので、SNSももっと頑張ります!
坂本:29thシングル「心にFlower」以降選抜メンバーに選んでいただいているんですけど、こうしてずっと選んでいただけるのは本当にすごいことだと思います。自分が初めて選抜メンバーに入った頃とは、顔ぶれもほぼ変わっている中で、選抜メンバーでいさせてもらえるのは、ファンの方が応援してくださっているからだなと心から思うので、改めてファンの方にたくさん感謝の気持ちを伝えたいです。個人的には、このシングルの発売から2ヶ月後にアイドル人生の10周年を迎えます。なので初心に戻って、この作品を通して1人でも多くの方にSKE48を届けられるよう、選抜メンバーの一員として、できる限りのことを頑張っていきたいです。
入内嶋:私は今回約2年ぶりの選抜復帰をさせていただいたんですが、この2年間はすごく長かったなと個人的に思います。その期間、落ち込むことや自分に自信をなくすことも多かったんですけど、先日、卒業した同期の青海ひな乃ちゃんがすごく気にかけてくれて。「涼ちゃんなら大丈夫」とか「頑張れ!」と言って背中を押してくれました。ひな乃からもらった言葉を信じてやってみたら選抜復帰することができて、すごく嬉しいです。前作の選抜メンバーだった、ひな乃が残してくれたものを少しでも吸収して、今作でいっぱい出していけたらいいなと思います。
倉島:私は2作選抜メンバーに入って、2作落ちて、戻ってきて2作目みたいな、山あり谷ありな感じでやっているので、選抜メンバーにいられるありがたみというか、まだ残れるかなみたいなドキドキは常に持っています。選んでもらえて、この場にいられる嬉しさはすごくあるので、今作もファンの皆さんと楽しい思い出をいっぱい作れたらいいなと思っています。
相川暖花
2003年10月22日生まれ、愛知県出身。2015年3月15日に7期生として加入。Team Sのリーダーを務める。
――選抜メンバーの発表は、毎回いろいろな想いがあふれますね。
相川:そうですね。私は、さぁや(入内嶋)が選抜復帰したのがめちゃくちゃ嬉しくて。ずっと悩んでいるのも知っていたし、同じTeamSになってからずっと一緒にいるようになったんですが、シャイで不器用なところはあるけど、すごく努力家なんですよ。でも、努力を表に出すタイプじゃないから、周りに伝わりづらいこともあって。こうしてちゃんと努力が報われたのが嬉しくて、選抜メンバーがわかってからすぐLINEしました。本当はTeamSで集まって、お祝いパーティーをしたくて。
坂本:したい!
倉島:かなり胴上げしたい(笑)。私も連絡するか悩んだんだけど。
坂本:すぐ連絡したかったけど、ネタバレになったらどうしようと思って。
相川:ごめん、すぐ連絡しちゃった(笑)。
入内嶋:え、嬉しかったです!
入内嶋涼
1999年5月13日生まれ、神奈川県出身。2018年12月9日に9期生として加入。Team Sに所属。
――大村さんもほかのメンバーの方から連絡がきたりしました?
大村:センターに選ばれたことは、選抜メンバーの連絡より先に、私だけ知らされました。まだ誰にも言っていない時に、ほののさん(相川)が「センター?」みたいな感じで聞いてくださって。私も嬉しかったので、「そうなんです」と伝えました。
相川:あずあず(大村)にこっそり聞いちゃって。その時も胴上げしたくなりました(笑)。
――皆さん本作を初めて聴いてどう思いましたか?
大村:「ため息未来」という題名を見て、切ない楽曲なのかなと思って聴いてみたら、すごくアップテンポで。歌詞も、楽しかった夏が終わらないでほしいという気持ちが伝わってくる感じ。夏に恋した想いを、秋を手前にしてもまだ伝えられないという、そんなため息が出ちゃうくらい恋する女の子を表現しているんだと思います。でも、そのため息はネガティブなものじゃなくて、未来へのため息なんじゃないかなって。衣装はカラフルなフリフリで可愛さも忘れず、でもちょっと切なさもプラスして表現しているので、そこに注目していただきたいです。
相川:あずあずが言っていたとおり、タイトルだけ見たら、この曲調は想像できないだろうなと思いました。でも、イントロが流れた瞬間に絶対「爆沸き曲だ!」ってなると思うので、披露するのが楽しみです。ノリやすいテンポになっているし、サビでメンバーが「Yeah」や「Hooo」と言うところがあって、ここをファンの方に言ってもらうのも楽しみ。ライブが楽しい曲になりそうです。
倉島杏実
2005年6月28日生まれ、神奈川県出身。2016年10月29日に8期生として加入。Team Sに所属。グループ内ユニット・SKE48 ミミフィーユとしても活動。
坂本:最初に聴いた時は、「これは絶対に神曲だ」と思うぐらい、アイドル好きの方に刺さる王道なアイドルソングだなという印象でした。そして歌詞を見ると切ない部分もあって。私、めちゃくちゃアイドル好きなんですけど、明るいメロディの切ない歌詞は、良い曲だというイメージがあって。ファンの方にも刺さるんじゃないかと思いました。この曲の面白いところは、受け取り手によって歌詞の解釈がいろいろと変わりそうなところ。この夏に何があったんだろう、夏に出会った人なのかな、お別れしちゃうのかな。逆に、男の子側がこちらを好きでツンツンしているのかな……とか。「サンダルだぜ」に続く夏ソングということで、そういったところも楽しめる楽曲になっているんじゃないかと思います。
入内嶋:私も、ポップな感じの曲ではないと思っていたのに、いざ聴いてみたらアップテンポな元気系だったので驚きが大きかったです。歌詞も、高校生の恋愛みたいな、青春という感じが可愛いと思いました。ほののさんが言っていたとおり、コールをできる部分がちょくちょくあるので、それも楽しんでいただけると思います。SKE48のファンの方は、元気で熱い方が多くて。コールしている時に、すごく良い顔をしているので、その顔を見られるのが楽しみです。
倉島:私は、曲が流れていると、まずメロディを聴いちゃう派なんですよ。なので、この曲のメロディを素敵だなと思って聴いていたら、メンバーが少しザワザワしていて。なんだろうと思ったら「ため息未来」という題名(笑)。曲調からは想像できないタイトルすぎてびっくりしました。歌詞を読んだら、奥ゆかしいというか、いろいろな意味が込められた「ため息」だなと。楽曲のテンションとはちょっと違ったタイトルが秋元先生っぽくて、印象に残りやすい。いい意味で裏切られるというか、「ため息未来!?」となる感じがいいなと思いました。
坂本真凛
2002年2月2日生まれ、愛知県出身。2016年10月29日に8期生として加入。Team Sに所属。
――振り付けやダンスに関してはいかがですか?
大村:今回のダンスは、キャピキャピダンスという名前でギャルがテーマになっています。CRE8BOYさんが振り付けしてくださって、歌詞は少し切ないかもしれないけど、ギャルポーズを可愛らしく踊る私たちが特徴的です。SKE48の良さは、可愛いだけじゃなくて、しっかり踊るところ。ポーズ1つとっても、角度をしっかり揃えているので、そこを見ていただけたら。あとは、どちらかというと爽やかな印象のある「サンダルだぜ」に比べて、「ため息未来」はポップな感じが表現されているので、弾むように踊る私たちを見て皆さんもテンションが上がるかなと思います。
相川:覚えやすくてキャッチ―で、踊っていて楽しいダンスですね。ファンの方たちが真似したくなるような振り付けもあるので、見ていても楽しいけど踊っても楽しめると思います。
坂本:私が個人的に好きな振りは、1サビの最後の「ため息未来~」で、口からキラキラが出るところ。未来のため息なので明るい感じなんですけど、2サビは歌詞が「ため息の負け」になるので、振りも手が下がっていく感じになっています。ため息に勝ち負けがあるんだ?と思った印象的なフレーズなんですけど、それをちゃんと振りで合わせてくださって。CRE8BOYさんっぽい、歌詞を表しているお気に入りポイントです。
入内嶋:私はフォーメーションがすごく綺麗でいいなと思いました。1サビはピラミッド型や一列になっているんですが、2サビはみんなで2重の円になってから散らばっていくんです。MV撮影ではそこを上から撮っていたので、そのフォーメーションの映像が使われているといいなって思っています。
倉島:全体的には可愛い振り付けになっていますが、歌詞に切なさが入っているので、振りにも切ないポイントみたいなものが散りばめられています。「大人っぽくやってみよう」とCRE8BOYさんにご指導いただいて、可愛さと切なさの差を付けながらパフォーマンスするのがすごく楽しいです。
大村杏
2005年9月20日生まれ、愛知県出身。2022年3月3日に11期生として加入。Team Eに所属。グループ内ユニット・SKE48 ミミフィーユとしても活動。
――C/W曲についても教えてください。チームごとに異なる曲が収録されていますね。
大村:はい。Team Eの曲は浅井裕華さんがセンターの楽曲です。先日、取材で裕華さんと一緒だったんですけど、その時に「夢を叶えたい」「センター曲がほしい」と語っていて。その数日後に楽曲が来て、裕華さんがセンターということを知りました。切ない感じの曲調だけど、サビはすごく強く歌う曲。聴いた瞬間に裕華さんが浮かんできて、嬉しくて連絡をしました。
相川:Team Sの曲は今までのSKE48にはなかったような、懐かしい感じのメロディです。センターが野村実代ちゃんで、自信満々な歌詞がめちゃくちゃャラに合っているなって。周りの人が手を出せないような高嶺の花の子に恋をして、俺はその子に全ベットするぞ、みたいな曲です。
入内嶋:最近のTeam Sは、可愛い系とか王道アイドルの曲が多くて、カッコいい系があんまりなかったんです。久々のカッコいい系ですね。
倉島:SKE48にあまりないテンション感の曲で、まだ振りが付いていないから、これからどんな感じになるんだろうっていう。
相川:想像できないよね。
坂本:懐かしい感じのメロディで、どこか昔のポップスっぽい雰囲気がありますね。何年代かまではわからないんですけど(笑)。
――「Pop’n’Roll」にはアイドルがたくさん登場するので、皆さんのアイドル的存在も教えてください。
大村:クロミちゃんですね。今シール帳にハマっていて10冊以上持っているんですけど、クロミちゃんが好きなことをメンバーみんなが知っているから、シールをたくさんくれるんですよ。モバイル充電器もクロミちゃんのシールだらけだし、それにとどまらず、部屋中がクロミちゃんだらけです。まずビジュアル、それからツンデレっぽい性格もめちゃくちゃ好き。それに、クロミちゃんは去年の10月31日に20周年を迎えて、私も今年20歳で同い年というのもあり、すごく愛着が湧いているキャラクターです。
相川:「ちいかわ」がずっと好きで、グッズも集めています。7月に映画が公開されたので、コラボがすごくて。クジもあるし、グッズも大量に出ていて、追いきれなくて大変です。特に好きなのは、ちいかわとハチワレ。とにかく癒されます。いろんなことがあって心が荒んでいる時に見ると、何も考えなくていいぐらい(笑)。
坂本:=LOVEさんのコンサートにめちゃくちゃ足を運んでいます。すごく元気をもらえて、アイドルってやっぱりいいな、最高だなって。やっぱり人に元気を与えられる存在は素敵だなと思えるので、自分も頑張ろうという気になります。佐々木舞香さんの歌声や、山本杏奈さんのダンスが好きで、その2人を主に応援しています。推しメンを絞れないタイプなので、コンサートではいつも2つのサイリウムを手に(笑)。
入内嶋:私は、山本彩さんがアイドルというかレジェンド的な存在です。テレビで観てビビッときて、初めて女性アイドルの中で好きになったのが山本彩さん。お笑いやMC、歌もダンスもできる多彩なところが魅力で、ライブにも行っています。去年初めて直接お会いして、好きな気持ちを伝えたらすごく喜んでくださって。ずっと変わらず私のアイドルです。
倉島:生まれた時からオタク人生すぎて絞るのが難しい……。今だったら、=LOVEの齋藤樹愛羅さんやキャラクターでいうとマイスウィートピアノ。生まれた時からいろいろ好きだから、難しい質問すぎて(笑)。でも、1人あげるとしたら松井玲奈さん。5歳の時から好きで、私がアイドルになるきっかけになった人。今21歳なので、16年間ずっと好きな人です。
37thシングル「ため息未来」
9月9日(水)発売
選抜メンバー:相川暖花、伊藤虹々美、入内嶋涼、熊崎晴香、倉島杏実、坂本真凛、野村実代、荒野姫楓、伊藤実希、井上瑠夏、佐藤佳穂、浅井裕華、太田彩夏、大村杏、河村優愛、森本くるみ
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