ディズニー&ピクサーの「カーズ」公開20周年を記念して、同作が9月4日~10日の1週間限定で全国劇場上映(日本語吹替版)されることが決定。そこで同作のあらすじやキャラクターに加えて、シリーズ作品、短編&関連作品をナビゲート。この記事で紹介する作品は全て、ディズニープラスで配信されている。
●「カーズ」(2006)
【作品概要】
おもちゃの世界を描いた「トイ・ストーリー」をはじめ、自由な発想と想像力で傑作を生み続けるディズニー&ピクサーが本作の舞台に選んだのは、誰も見たことのない“もしもの世界”だった。監督はジョン・ラセター。
2006年6月9日に全米公開され(日本公開は同年7月1日)、全世界興行収入4億6200万ドル、北米興行収入では「パイレーツ・オブ・カリビアンデッドマンズ・チェスト」に次ぐ年間第2位の大ヒットを記録。第64回ゴールデングローブ賞、第34回アニー賞で長編アニメーション作品賞を受賞するなど、観客だけでなく批評家からも高い評価を獲得した。
【あらすじ】
都会育ちの若き天才レーサー、ライトニング・マックィーンは「レースで勝つことがすべて」と信じ、誰にも心を開こうとしない。チャンピオン決定戦へ向かう途中、地図から消えた田舎町《ラジエーター・スプリングス》に迷い込んだ彼は、陽気で心優しいレッカー車のメーターや、知的で美しいサリー、そして伝説のレーサーだったドック・ハドソンらと出会う。
かつてルート66沿いで栄えながら、高速道路の開通によって人々に忘れ去られたその町には、住民たちが大切に守り続けてきた温かな日常があった。個性豊かな仲間たちとの触れ合いによって、次第にマックィーンの心には変化が表れ始める。やがて彼は、ゴールを勝ち取ることよりも、もっと大切なことに気づいていく。
【キャラクター/声優】
・ライトニング・マックィーン(オーウェン・ウィルソン/土田大)
天才的な実力を持つレーシングカー。新人ながら、すでにサーキットのスーパースターだが、強引な性格で仲間がいない。ある日、レース場に向かう途中にトラブルに遭い、ルート66沿いのラジエーター・スプリングスというさびれた町にたどり着く。そしてそこで暮らすさまざまな住人たちと交流するうちに、人生の大事なことに気づき始める。決めゼリフは「カチャウ(KACHOW)」。
・メーター(ラリー・ザ・ケーブル・ガイ/山口智充)
古びたレッカー車。見た目はさびついていたオンボロだが、とても気さくで優しい性格。困っている車を見つけると、いつでも手を差し伸べる。いつか、ヘリコプターに乗ることを夢見ている。
・サリー・カレラ(ボニー・ハント/戸田恵子)
2002年型のポルシェ911。ロサンゼルスで弁護士をしていたが、都会の生活に疲れて旅に出た。ルート66号沿いの小さな田舎町、ラジエーター・スプリングスに落ち着いた彼女は、知性を活かした弁護士として活躍しながら、さびれた町を立て直すために観光客を増やす運動にも熱心に取り組んでいる。
・ドック・ハドソン(ポール・ニューマン/浦山迅)
1951年型のハドソン・ホーネット。診療所(修理工場)を営む町医者で、判事の仕事もこなしている。ラジエーター・スプリングスの仲間が抱える悩みや問題を何でも解決してくれるが、その過去は謎に包まれていた。実は、彼はレース界から姿を消した、伝説のレーシングカーだった。
・ルイジ(トニー・シャルーブ/パンツェッタ・ジローラモ)
黄色いボディをした1959年製のフィアット500。タイヤ店「ルイジのカサ・デラ・タイヤ店」を経営しており、おおらかで社交的な性格をしている。大のレース好き。
・グイド(グイド・クアローニ/デニーロ・デ・ジローラモ)
イタリア製の小型フォークリフトで、ルイジの助手として、一緒にタイヤ店を切り盛りしている。ルイジと同じくフェラーリの大ファン。
・フィルモア(ジョージ・カーリン/八奈見乗児)
1960年型のフォルクスワーゲン・バス。自然派志向で、オーガニック燃料を醸造して販売している。
・ラモーン(チーチ・マリン/樋浦勉)
1959年型のインパラ。地元のカスタムボディ&ペイント・ショップのオーナーを務めているが、ここ数年、客足が伸び悩み、毎日自分自身をペイントしなおしている。
・チック・ヒックス(マイケル・キートン/内田直哉)
1987年型のビュイックGNX。万年2位のベテランで、マックィーンとはピストン・カップで一番のライバルだった。レースに出場するたび、卑怯な手段を駆使し、車体をぶつけては大クラッシュを巻き起こしていた。
●「カーズ2」(11)
ピストン・カップ4度目の優勝で正真正銘の王者になったマックィーンは、ラジエーター・スプリングスを飛び出し、世界最速の車を決めるワールドグランプリに出場。日本をはじめフランス、イタリア、イギリスを転戦するが、その道中で相棒のメーターがスパイだと勘違いされてしまい、スパイ工作に巻き込まれる。
日本で行われるレースには、浅間山のふもとに育ち、若くして鈴鹿サーキットのチャンピオンに輝いたシュウ・トドロキが参戦。流線型のボディラインに鮮やかな赤い火竜、ボンネットには日の丸のイメージに「日本」の文字というクールな面持ちだ。また、歌舞伎や相撲をモチーフにした車も登場。さらにレース前夜のパーティーの場面では、現在活動休止中の「Perfume」の代表曲「ポリリズム」が使用されている。
●「カーズクロスロード」(17)
すでにベテランの域に達しつつあるマックィーンが、次世代レーシングカーの台頭と、レース中の大クラッシュをきっかけに人生の岐路に直面し、大きな決断を迫られる姿を描く。
あるレースで、最新テクノロジーを追求した次世代レーシングカーのジャクソン・ストームにまさかの敗北を喫したマックィーン。やがて周囲では、ストームをはじめとした次世代レーサーたちが台頭し、マックィーンと同世代のレーサーたちは次々と引退。マックィーンもレース中に大クラッシュを起こしてしまう。故郷ラジエーター・スプリングスで失意のどん底にいたマックィーンは、仲間たちの励ましもあって再起を決意し、最新技術を誇るトレーニング施設で訓練を開始。担当トレーナーになったクルーズ・ラミレスとともに、トレーニングに明け暮れるのだが……。
●「カーズ」短編&関連作品
ディズニープラスでは、ラジエーター・スプリングスの個性豊かな住人たちの知られざる素顔が垣間見せる短編が数多く配信されている。メーターを主人公にした「カーズ トゥーン/メーターの世界つくり話」シリーズ、第2弾短編作品シリーズとなる「カーズトゥーン ラジエーター・スプリングスの仲間たち」など、そのタイトル数はピクサー作品随一。メーターは姉の結婚式に間に合うため、親友のライトニング・マックィーンと共にアメリカを横断する「カーズ・オン・ザ・ロード」(全9話)も見逃せない。
・「メーターと恐怖の火の玉」(2006)
・「レスキューチーム メーター」(08)
・「メーター ザ・スタントカー」(08)
・「闘牛士メーター」(08)
・「メーターの東京レース」(08)
・「UFM 未確認飛行メーター」(09)
・「ヘヴー・メタル メーター」(10)
・「モンスタートラック メーター」(10)
・「ムーン メーター」(10)
・「名探偵 メーター」(10)
・「飛行機メーター」(11)
・「タイムトラベルメーター」(12)
・「マックィーンのしゃっくり」(13)
・「レッドと小さな友達」(13)
・「グイドは看板ダンサー」(14)
・「ラジエーター・スプリングス 500 1/2」(14)
・「カーズ・オン・ザ・ロード」(22)
なお、「カーズ」シリーズの姉妹作品として、高所恐怖症の飛行機を主人公にした長編アニメーション「プレーンズ」(13)、「プレーンズ2 ファイアー&レスキュー」(14)が製作されている。
また、7人組ダンス&ボーカルグループ「Travis Japan」の絆を深めるアメリカ旅に完全密着したドキュメンタリー「Travis Japan Summer Vacation!!7人のアメリカ旅」のEpisode 10(最終話)では、メンバーがラジエーター・スプリングスのモデルになったとされる、ルート66沿いの田舎町セリグマンを旅している。
【作品情報】
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カーズ
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