「伊豆急のキンメ電車1匹だけ干物にされてたwww」
そんなポストがX上に投稿され、話題になっている。
Xユーザーのあーく@旅せよ鉄オタ(@airsection)さんが2026年7月3日に投稿したのは、伊豆急行(静岡県伊東市)の観光列車「キンメ電車」の車体を写した1枚。
真っ赤な車体に黄色いキンメダイのシルエットが等間隔で並んでいる。しかし、その列の中に1匹だけ、身が骨だけになった"干物"のような姿の魚がまぎれ込んでいる。
キンメダイの群れの中に堂々と紛れる干物キンメ。突如現れた"小さな異変"に、思わず二度見してしまいそうだ。
写真を撮影したあーくさんに詳しい話を聞いた。
干物のほかにも隠れたやつらが
あーくさんによると、"干物キンメ"は、伊豆急下田駅に到着した際、車両を眺めていてふと気づいて撮影したもの。ちょうど大雨による運転見合わせに遭い、このキンメ電車の車内で待機していた時間があったそう。そこで遊び心あるデザインに出会い、少しほっこりしたとのことだ。
この発見に、Xユーザーからは8万7000件を超えるいいねのほか、
「これは気づいたらちょっぴり嬉しいやつ!」
「こういう遊び心好き」
「活きが良いだけに粋なはからい」
といった声が寄せられている。
伊豆急行にも詳しい話を聞いたところ、「キンメ電車」は、伊豆を代表する魚・キンメダイをテーマにした地域プロモーション列車で、キンメダイさながらの赤い車体で運行しているとのこと。
7両編成の各号車は、装飾を沿線の市町にそれぞれ任せており、市町ごとにこだわりの内装が楽しめる。特に3号車はキンメダイ料理店を紹介する車両になっているという。
「見て楽しい、乗って楽しい列車」をテーマに、様々な楽しい仕掛けが加えられた列車。今回話題になった"干物キンメ"のほか、伊勢海老やワサビ、サザエなど、伊豆にゆかりのある絵柄も忍ばせている。7両編成の各号車に1か所ずつ、それぞれ違う絵柄が隠れているそうだ。
「見つけていただきありがとうございます!違う絵柄を探す楽しさが、ご旅行中の会話のきっかけになればうれしいです。『キンメ電車」に乗って、おいしい伊豆のキンメダイを食べにお越しください」(伊豆急行・事業推進部コミュニケーション推進課・樅山幸弘さん)
伊豆でキンメダイを楽しむには、伊豆急行線のフリーきっぷとキンメダイ料理の食事券がセットになった「金目きっぷ」もある。
7両にちりばめられた遊び心。伊豆のキンメを五感で味わってみてはいかが。(ライター:Met)
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