愛、赦し、そして家族――パオロ・ソレンティーノ監督「グラッツィア大統領 最後の散歩」12月25日公開

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愛、赦し、そして家族――パオロ・ソレンティーノ監督「グラッツィア大統領 最後の散歩」12月25日公開

9月2日(水) 10:00

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イタリアの名匠パオロ・ソレンティーノ監督最新作で、主演のトニ・セルビッロが第82回ベネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞した「La Grazia(原題)」が、「グラッツィア大統領 最後の散歩」の邦題で12月25日公開される。ポスター、場面写真、予告編が披露された。

・【動画】「グラッツィア大統領 最後の散歩」予告編

イタリア共和国大統領マリアーノ・デ・サンティスの任期満了まで、あと6か月。完璧なフィナーレを望むマリアーノに突き付けられたのは、国を二分する重大な決断——安楽死合法化法案への署名と、愛ゆえに罪を犯した2人の殺人犯からの恩赦の申請だ。敬虔なカトリック教徒、そして確固たる信念を持つ法律家として生きてきたマリアーノだったが、国家と国民の未来を大きく揺さぶる選択を前に立ち止まる。悩めるマリアーノの心を癒すと同時に苦しめるのは、亡き妻への尽きることのない愛と喪失の想いだ。法律顧問を務める娘や妻の秘密を知る旧友との対話、様々な人々との出会いを通して答えを探し続けるマリアーノは、大統領史上慣例のない驚くべき行動へと踏み出す──。

本作は、ソレンティーノ監督が現イタリア大統領セルジオ・マッタレッラ氏が、アルツハイマー病を患う妻を殺害した高齢男性を恩赦したというニュースから着想したという。マリアーノを演じるのは、ソレンティーノ監督とは7度目のタッグとなるイタリアの国宝級名優トニ・セルビッロ。娘のドロテア役の「ダイヤモンド 私たちの衣装工房」のアンナ・フェルゼッティ、強烈な印象を残す旧友役の「LORO(ローロ)欲望のイタリア」のミルヴィア・マリリアーノら実力派俳優たちが、ユーモアと哀愁を帯びた多彩な人間模様を描き出す。

予告編では、ミラノ・スカラ座、トリノ王宮、キアブレーゼ城、ヴァレンティーノ城、モンカリエーリ城、ヴィラ・メディチ、イタリア科学アカデミーなどイタリア屈指の歴史建築・文化施設が随所に登場。タイトルの“グラッツィア”とは、イタリア語で「恩赦」と「恩寵」の二重の意味を持つ。ソレンティーノ監督は分身と言われるトニ・セルビッロと共に、一見特別な存在であるイタリア大統領の内面にどこまでも深く潜りこむことで、人間誰しもが抱える葛藤とジレンマ、愛と憎しみ、怒りと赦しの本質にたどり着く。

12月25日からTOHOシネマズシャンテ 他にて全国公開。

【作品情報】
・グラッツィア大統領 最後の散歩

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