ワーナーがお蔵入りにした「ルーニー・テューンズ」実写映画、3年越しで公開

ワーナーがお蔵入りにした「ルーニー・テューンズ」実写映画、3年越しで公開

9月1日(火) 13:00

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約3年間お蔵入りになっていた実写映画「コヨーテVSアクメ(原題)」が米国で公開され、デイブ・グリーン監督が喜びを語ったと、米ハリウッド・リポーターが報じている。同作はアニメ「ルーニー・テューンズ」のワイリー・コヨーテを主人公にした作品で、完成後に米ワーナー・ブラザースが公開の取りやめを決めていた。

ワーナーがこの映画を棚上げしたのは、2023年11月のことだ。もともとは配信サービスのHBO Max向けに作られたが、完成していながら、その配信も取りやめた。製作費は約7000万ドル(現在のレートで約112億円)かかっていたが、公開せずに損失として処理すれば約3000万ドル(同約48億円)を損金に計上できる。それが狙いだったと報じられ、ファンや作り手から強い反発を招いた。その前年にも、ワーナーは同じ理由で、仕上げの最終段階にあったDC映画「バットガール(原題)」を配信も含めてお蔵入りにしている。

「コヨーテVSアクメ」は、ロード・ランナーを追い続けるコヨーテが、失敗のたびに使ってきたアクメ社の道具の欠陥を理由に、同社を訴えるというストーリー。実写とアニメを合成した法廷コメディで、コヨーテの代理人になる落ち目の弁護士をウィル・フォーテ、アクメ社側の顧問弁護士をジョン・シナが演じている。

フォーテをはじめとする出演者は、その後も公開を求めて声を上げ続けた。2025年3月には、独立系配給会社のケチャップ・エンターテインメントがワーナーから世界配給権を買い取り、劇場公開への道が開けた。

公開初日、グリーン監督は感謝の手紙をSNSに投稿した。

「これはお祝いであり、映画は消えてなくならないという証明でもある。我々が作品を作るのは、見てもらい、分かち合ってもらうためだ」

「コヨーテVSアクメ」は米国で公開中で、日本公開は決まっていない。

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写真:Everett Collection/アフロ
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