西川美和監督が原案・脚本・監督を務めるオリジナル映画「わたしの知らない子どもたち」の特別映像(https://youtu.be/dJAXGllj-ag)&キャラクターポスターが披露された。
1945年、終戦。音楽家の父(竹野内豊)のもとで育ち、ごく普通の暮らしを送っていた12歳の少女・茅野琴子(小八重葵美)は、戦争によって家も家族も失い、たった一人で生きることになった。過酷な戦後で自らの身を守るため、少女という性を隠し「少年」として生きることを決意。やがて同じ境遇の子どもたちと闇市で生きる居場所を見つけていく。一方、琴子の担任教師だった曽根文美子(二階堂ふみ)もまた、敗戦によって婚約者を失い、教師という立場も生きる意味を見失っていた。
しかし琴子の父親の友人から「琴子を探している」という知らせを受け、曽根は琴子を探すと決意し自らも取り戻していく。やがて琴子の周りには、少しの間、子どもたちの面倒をみる漁師の山井甚平とけいの老夫婦(役所広司・田中裕子)、闇市で暮らすことを余儀なくされた子どもたちを受け容れる新興ヤクザの組長・菊沢(岡田准一)や、散り散りになった子どもたちを迎え入れる孤児院の館長・鷹間(吉田羊)、子どもたちの理解者になろうとする新聞記者・諸積(坂東龍汰)など、様々な大人たちに出会い、戦後の過酷な社会の中でそれぞれの選択で子どもたちの未来を繋いだ大人たちに支えられていく―。
キャラクターポスターはレスリー・チャンが撮影、吉良進太郎がデザインを担当。キャラクターポスターには、登場人物の内面を射抜くような鮮烈なショットが使われるとともに、それぞれの強いまなざしを通して決意や想いを表す力強いセリフが刻まれている。少女という性を隠して生きる琴子の切実な告白をはじめ、彼女らが混沌とした戦後をいかに生き抜き、未来へ命を繋いでいくのか、彼らが紡ぐ重厚なドラマへの期待が高まる仕上がりとなっている。
特別映像は、二階堂ふみをはじめ、役所広司、岡田准一、竹野内豊、吉田羊、坂東龍汰らが脚本や自身が演じた役柄について語る特もの。琴子の担任教師・曽根を演じる二階堂は、それまでの当たり前や常識がすべてひっくりかえってしまった戦後の世の中で「大人だと頭で分かることや理屈を並べて消化していくことを、全身で受け止めなければならない子どもたちの姿が描かれているので、脚本を読んでいて胸が苦しかった」と振り返る。
二階堂は子どもたちとどういう風に向き合っていかなければならないのか、最初のシーンから課題にしていたと話し、「教師として子どもたちに教えないといけないことや、疎開先から帰る列車のシーンで子どもたちの家族がいなかったり、子どもたちがどうなっていくのかという不安を抱えていました。曽根自身も戦争の被害者の一人でもあって、でも加担していた一人でもあって、感情をどうバランスとるのか、撮影中ずっと難しいなと感じていました」と役に込めた複雑かつ繊細な胸中を告白。劇中では「どこまで人間は罪悪感に向き合っていけるのか」という作品の根底に流れる重厚な問いを投げかける。
そのほかのキャストのコメントは公式YouTube(https://www.youtube.com/@K2P_PR)にて公開中。「わたしの知らない子どもたち」は、10月16日から全国公開。
【作品情報】
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わたしの知らない子どもたち
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