「ハリー・ポッター」「デューン」…冒険と成長劇の頂点に輝く「オデュッセイア」の魅力

「オデュッセイア」

「ハリー・ポッター」「デューン」…冒険と成長劇の頂点に輝く「オデュッセイア」の魅力

8月31日(月) 19:00

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9月11日に日本公開を迎えるクリストファー・ノーラン監督最新作「オデュッセイア」。すでに世界的なヒットを記録している本作だが、昨今の映画ファンを熱狂させる大型ヒット映画の背景に共通するのが、<過酷な冒険と主人公の成長>というテーマだ。

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公開25周年を記念して8月28日から、1週間限定のリバイバル上映が始まったJ.K.ローリングによる世界的大ベストセラー小説を映画化した金字塔「ハリー・ポッターと賢者の石」は、未知なる魔法世界での数々の試練を通じて少年から立派な魔法使いへと成長していくハリー(ダニエル・ラドクリフ)の姿は、四半世紀を経た今なお世代を超えて多くの観客を魅了し続けている。

さらに、完結編「デューン 砂の惑星PART3」が、12月18日の日米同時公開を控える、フランク・ハーバートによる世界的なベストセラーSF小説を原作にした本シリーズも、過酷な砂漠の環境で大切な存在を失いながらも、試練を経て新たな皇帝へと上り詰めていく主人公ポール(ティモシー・シャラメ)の姿が描かれ、ここでも葛藤と成長を伴う英雄の系譜が見て取れる。

そして、この秋、その「冒険と成長劇」の頂点として満を持して日本上陸を果たすのが、ノーラン監督の集大成「オデュッセイア」だ。

ノーラン監督が20年の念願を叶えて映像化した本作で描かれるのは、10年に及ぶトロイア戦争後、神々の介入や恐ろしい怪物、荒れ狂う海といった容赦ない試練に立ち向かいながら、10年かけて愛する家族の待つ故郷への帰還を目指す英雄オデュッセウス(マット・デイモン)の壮絶な大冒険だ。 さらに本作の大きな見どころとなるのが、父親の生存を信じて疑わない一人息子テレマコス(トム・ホランド)の成長ドラマである。父の不在に乗じて宮殿に居座り、母ペネロペ(アン・ハサウェイ)に結婚を迫る悪辣な求婚者たちから国と母を守るため、自らも父を探す旅へと足を踏み出していく。過酷な試練に立ち向かい死闘を繰り広げる父オデュッセウスと、脅威に抗い、一人前の男へと急速に成長を遂げていく息子テレマコス――。父と子、2人の成長が交錯する人間ドラマが観客の胸を熱く焦がす。

また、この「冒険と成長」を語る上で欠かせないのが、現代映画界のトップスターたちの存在だ。「デューン」でポールの運命を左右するチャニを演じるゼンデイヤが、「オデュッセイア」では主人公オデュッセウスに知恵を授け、その道徳心を映し出す「知恵の女神アテナ」として出演。さらに「オデュッセイア」で劇的な成長を遂げる息子役を演じるのは、実生活のパートナーでもあるトム・ホランドだ。2026年秋の大型冒険超大作のどちらにもキーマンとして深く関わっている彼らの圧倒的な存在感にも大きな注目が集まっている。

なぜこれほどまでに、冒険と成長の物語は時代を超えて描き続けられるのか?ノーラン監督自身も、本作の映画化を通じてその物語が持つ圧倒的な原動力を再発見したと明かしており、「オデュッセウスを軸とする一つの物語であれ、大叙事詩を織り成す個々のエピソードであれ、ホメロスの「オデュッセイア」はありとあらゆる映画の基盤となっている。今回映画化に取り組むまで私自身気づいていなかったが、私のどの作品にもそれが息づいていることを改めて発見できた」と語っている。

世界中で愛される「ハリー・ポッター」も「デューン」も、そしてノーラン監督がこれまで手掛けてきた数々の傑作群すらも、その全てのルーツを辿れば、2800年前に古代ギリシャの詩人ホメロスによって語り継がれた「オデュッセイア」という金字塔に行き着くのだ。「オデュッセイア」は9月4日から10日までIMAX先行上映を実施。9月11日から全国公開される。

【作品情報】
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