2001年のカルト映画「ドニー・ダーコ」の続編小説が今年刊行されると、米バラエティが独占で報じている。リチャード・ケリー監督自身が10年かけて執筆した作品だという。
「ドニー・ダーコ」の舞台は、1988年の米マサチューセッツだ。精神科医の治療を受けている高校生ドニー(ジェイク・ギレンホール)の前に銀色のウサギが現れ、「あと28日で世界が終わる」と告げる。以降、ドニーの周囲で奇妙な出来事が相次いで起きていく、仕掛けに富んだ作品として知られる。サンダンス映画祭で話題を呼んだものの、公開当初は興行的に振るわなかった。その後ホームビデオを通じてカルト的人気を獲得し、00年代のミニシアターブームを代表する1本になった。
続編小説「The Philosophy of Time Travel(原題)」は、約800ページに及ぶ大作だ。舞台はドニーの死から18カ月間で、母ローズと、元CIA分析官の父エディの視点から物語が展開。政府の記録や盗聴された会話、メールなどの文書を組み合わせて再現する形式をとっているという。刊行は今年末を予定しており、Amazonでは12月15日と表示されている。
ケリー監督は、この小説をもとに複数の映画化を構想していると明かしている。小説の内容をアニメやモーションキャプチャで映像化する案と、28年後の時代を舞台にした実写続編とし、オリジナルキャストの復帰も視野に入れる案の2通りだという。企画自体は10年以上前から動いていたが、複数スタジオにまたがる権利関係の調整に時間がかかっていたという。
なお、2009年公開の「ドニー・ダーコ2」(原題S. Darko)は、ドニーの妹サマンサを主人公にした作品で、ケリー監督は関与しておらず、批評的には不振に終わっている。今回の小説は、ケリー監督自身による初の公式続編という位置づけになる。
【作品情報】
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ドニー・ダーコ
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