「子どもなのか?」温泉で溺れている小さな手を発見…何気ない日常の光景が恐怖に変わるホラー漫画【作者に聞く】

「歩き湯」 /画像提供:色白ゆうじろうさん

「子どもなのか?」温泉で溺れている小さな手を発見…何気ない日常の光景が恐怖に変わるホラー漫画【作者に聞く】

8月29日(土) 11:00

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「歩き湯」
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数年前からホラー漫画を描いている色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)さんは、SNSを中心に短編漫画を公開している。独特な世界観がなんとも魅力的で、どの作品も続きが気になってしまう。今回は夏に読みたい3つの作品を紹介するとともに、著者に「怪談 歩き湯」が誕生したきっかけについても伺った。

■作者が訪れた、子どもが沈んでしまいそうな深さの温泉から着想
「ヒマワリ畑の子供たち」1-1

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「ヒマワリ畑の子供たち」1-3

温泉旅館をおとずれた主人公が入ったのは、歩きながら浸かる「歩き湯」。大人でもお腹あたりまで浸かるほどの深さがあり、そこでお湯の中から小さな手が出ていることに気づく。子供が溺れていると思い、急いで助けようとする主人公だったが、そこから事態は思いもよらない方向へ進んでいく。

本作「怪談 歩き湯」の作者・色白ゆうじろうさんにこの怪談を思いついたきっかけを尋ねると、「子どもの春休み期間に温泉旅行へ行き、漫画のような『歩き風呂』に浸かりました。子どもが沈んでしまうような深さだったので、恐ろしくなりこの怪談を思いつきました」と語り、日常の中で感じた何気ない恐怖が、ホラー漫画のストーリーとして形になったことを明かしてくれた。

続いて紹介するのは、毎年なぜかヒマワリが増える不思議な畑を舞台にした作品「ひまわり畑の子供たち」。夫婦喧嘩をきっかけに妻が畑へ姿を消し、探しに来た夫の前でヒマワリたちが一斉にこちらを向くと、その中の1本が妻のメガネと服を身につけていた。さらに見知らぬ子供たちも現れ、予想外の展開へとつながっていく。

最後は、火葬場の煙が集まると故人の顔になるという噂をめぐる作品。長年介護していた祖母を亡くした主人公は、黒い煙に祖母の最期の笑顔が浮かぶことを期待するが、そこから祖母の意外な本心に気づくことになる。

日常の中にある何気ない光景から恐怖を引き出す、色白ゆうじろうさんのホラー漫画。背筋が寒くなる怪談が気になる人は、3作品それぞれ異なる不気味さを味わってみてほしい。

取材協力:色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)

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