映画監督の成島出さんが、8月24日に死去したと所属事務所が発表した。享年65。
1961年4月16日、山形で生まれた成島さんは、上京してから頻繁に映画を鑑賞するようになり、大学時代は映画研究会に所属。1986年、「みどり女」が第9回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)に入選した。
その後、森崎東監督や長谷川和彦監督に師事しシナリオ執筆を学び、相米慎二作品などで助監督を務める。初監督作品「油断大敵」(04)で藤本賞新人賞やヨコハマ映画祭新人監督賞を受賞。以降、「フライ,ダディ,フライ」(05)、「ミッドナイトイーグル」(07)、「孤高のメス」(10)などの話題作を手がけ、「八日目の蝉」(11)が第35回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞など10部門を受賞する。
そのほか脚本作品に「T.R.Y. トライ」(02)、「クライマーズ・ハイ」(08)、監督作品に「ソロモンの偽証」2部作(15)、「ちょっと今から仕事やめてくる」(17)、「グッドバイ嘘からはじまる人生喜劇」(19)、「いのちの停車場」(21)などがある。
葬儀は既に執り行われ、本人の遺志により、「お別れの会」等の開催予定はないという。所属事務所は、公式サイトで「成島が遺した作品や活動を長く愛し、支えてくださったファンの皆様、出演者、関係者の皆様には、これまでのたくさんの応援や温かいお付き合いに、事務所一同、心より深く感謝申し上げます。弊社としましては、成島が情熱を注いだ作品とその想いを今後も大切に守り、伝えていく所存です」とメッセージを寄せた。
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いのちの停車場
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