グレン・パウエルが主演を務める「大富豪になるための正しい殺し方」の新たな場面写真が公開された。
生まれながらにして大富豪一族を追われた男が、奪われた人生と280億ドル(約4.5兆円)もの莫大な遺産を取り戻すべく、相続に立ちはだかる親族たちを次々と巧妙な「事故」に見せかけて葬っていく逆転相続サスペンス。スタイリッシュで緊迫感が溢れる映像に、ブラックなユーモアが光る新感覚クライム・サスペンスだ。監督・脚本を手掛けたのは、ジョン・パットン・フォード。
主演のパウエルは、貧しい育ちながらも母親仕込みの「上流階級らしい」知性と振る舞いを武器に、粛々と殺人を成し遂げる主人公ベケット・レッドフェローをスタイリッシュかつダークに演じる。
主人公ベケットが幼い頃に出会い、大人になって運命的に再会するヒロイン・ジュリアを演じるのが、「サブスタンス」の鮮烈な怪演で世界を魅了したマーガレット・クアリーだ。8月28日に日本公開された「ラスト・サバイバー」では、過酷な環境下で希望を捨てずタフに生き抜く泥臭いヒロインを体当たりで演じ切っているクアリー。しかし本作ではその姿から打って変わり、公式アンバサダーを務めるシャネルの衣装に身を包み、男たちを意のままに操るゴージャスで狡猾な小悪魔・ジュリアへと鮮やかな変身を遂げている。
劇中、ジュリアは幼少時代にベケットと出会い、大人になって運命的な再会を果たす。気品と魅力に溢れた上流階級のジュリアと大富豪一家を追われ貧しい育ちのベケット。格差はあれど初恋に落ちた二人は、映画全体を通してただならぬ絆で結ばれていくが、その関係は一筋縄ではいかない。
プロデューサーのピート・チェルニンは「ジュリアは非常に美しく、小悪魔的なファム・ファタールであり、おそらくベケットを意のままに操っている」と語る。監督のジョン・パットン・フォードも「ジュリアは映画製作の偉大な伝統を受け継ぐ、1930年代や40年代の作品に登場したようなファム・ファタールを現代風にアップデートした存在」と説明。「彼女はエリートであり、ずっとそうやって生きてきた。「自分には素晴らしいことだけが起こる価値がある」と感じて育ち、大人になってからもその感覚を手放せずにいる」と、その危うい人物像を明かしている。
2013年、ジア・コッポラ監督の映画「パロアルト・ストーリー」で俳優デビューし、クエンティン・タランティーノ監督「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」やヨルゴス・ランティモス監督「哀れなるものたち」など話題作に次々と出演。「サブスタンス」での怪演やエミー賞ノミネートの Netflix ドラマ「メイドの手帖」など主演作でも圧倒的な存在感を発揮している。
今回演じるジュリアについて、クアリー自身は「ジョンの脚本は素晴らしかった。それに、男性俳優をいじめるのが大好きだから」と茶目っ気たっぷりに語り、撮影現場でも大いに楽しんだ様子がうかがえる。フォード監督は「マーガレットは抑えきれない性格の持ち主で、登場時のあのキャラクターが持つ大胆さの多くを体現している。それが彼女という人間なのです」と全幅の信頼を寄せている。「大富豪になるための正しい殺し方」は、11月13日より全国公開。
【作品情報】
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大富豪になるための正しい殺し方
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