クイーンの4人のメンバーがフィルムに刻まれた最後のライヴ映像を、4Kレストア&ドルビーアトモスで期間限定上映する「クイーンブダペスト」の予告編(https://youtu.be/iR9gtZiiA78)が披露された。
フレディ・マーキュリー生誕80周年、バンド結成55周年、オリジナルメンバー4人による最後のツアー「Magic Tour」40周年というアニバーサリーイヤーに、「クイーンブダペスト」が10月7日から期間限定で世界公開される。上映はIMAXを含む世界50以上の地域、2000館を超える映画館で実施されることが決定している。また、予告編の公開とともに世界各地で上映チケットの販売がスタートした。
劇場公開版には、ブライアン・メイとロジャー・テイラーの新規インタビュー映像も収録。1986年のブダペスト公演を振り返りながら、この歴史的コンサートが残した文化的意義と影響について語っている。
1986年7月27日、クイーンの「Magic Tour」において、ハンガリーはブダペストのネープシュタディオン(人民スタジアム)で開催された公演を収録した 「クイーンブダペスト」は、フレディ・マーキュリーを擁するクイーン絶頂期のパフォーマンスを捉えた映像作品だ。この公演はバンドにとってフレディが参加した最後のライヴからわずか5公演前に行われたものであり、フレディ在籍時としては最後に映像収録されたライヴ・パフォーマンスとして知られている。
映画には「ウィー・ウィル・ロック・ユー」「ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ」「アンダー・プレッシャー」「ボヘミアン・ラプソディ」などの代表曲を収録。さらに、ハンガリーの伝統民謡「Tavaszi Szél Vizet Áraszt(春の風)」 をアコースティックで披露する貴重なシーンも収められている。
このコンサートは、東西冷戦下の大きな社会変革期において、クイーンが西側ロック・バンドとして初めて社会主義圏でスタジアム公演を実現した歴史的な出来事だった。8万枚のチケットは完売し、チケットを購入できなかった約4万5000人ものファンがスタジアムの外で演奏に耳を傾けたとされる。観客の中には旧ソ連やポーランドなど遠方から訪れたファンの姿も見られた。
映像はハンガリーを代表する撮影スタッフによって35mmフィルムで撮影され、17台のカメラと総延長約40km(25マイル)に及ぶフィルムが使用された。この大規模な撮影プロジェクト全体が当時のハンガリー政府によって正式に承認されており、共産主義国家では前例のない試みであった。
本作は、この歴史的公演から40周年を記念して公開される。オリジナルの35mmフィルム原版から、ピーター・ジャクソン監督率いるニュージーランドのパーク・ロード・ポスト・プロダクションが4Kレストアを実施。さらに、オリジナル・マルチトラック音源から新たにリミックスされた音声を採用し、現代の映像・音響技術によって鮮やかによみがえらせ、圧倒的な没入感による、映画館での究極のクイーンライヴ体験が可能となった。
なお、アルバム「QUEEN BUDAPEST」が、10月30日にソニーミュージックよりマルチフォーマットでリリースされる。サウンドはクイーンのスタジオ・チームがオリジナルのマルチトラックから新たにリミックスしたもので、ブルーレイ、DVD、2CD、デジタル配信に加え、初となる3枚組アナログLPでもリリースされる。
「クイーンブダペスト」は、10月7日から期間限定で全国劇場公開。詳細は公式サイト(https://www.culture-ville.jp/queen)で確認できる。
【作品情報】
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クイーンブダペスト
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