◆秋限定で蝦夷鹿に十勝和牛、麻辣湯も!ザ・プリンス パークタワー東京の北海道×中華アフタヌーンティーを体験
ザ・プリンス パークタワー東京「中国料理 陽明殿」では、2026年9月1日(火)から11月30日(月)まで、北海道の味覚をテーマにした秋限定のホテル初となるチャイニーズアフタヌーンティーが登場。
北海道の海の幸や十勝和牛のセイボリー、本格的な麻辣湯まで楽しめる充実のラインナップに加え、中国茶11種の飲み比べも。ひと味違う秋のアフタヌーンティーを編集部が体験してきました。
高い天井が特徴的。ゆったり過ごせる開放感のある店内
店内に入ると、まず感じるのが天井の高さ。白・黒・赤を基調とした空間に四季を表す布織物が飾られ、地下にありながら広々とした開放感があります。
にぎやかな街中から少し離れて、ゆったり過ごしたい午後にぴったりの雰囲気です。
◆蓋が開く瞬間も楽しみ。大きな蒸篭で登場する中華アフタヌーンティー
大きな蒸篭がテーブルに。その迫力にわくわく
運ばれてきた大きな蒸篭を見た瞬間、アフタヌーンティーらしい華やかさと中華料理らしさがひとつになったスタイルにわくわく。蓋を開けると、おいしそうな香りがふわっと漂い、期待が高まります。
前菜からスイーツ、セイボリーまでバラエティ豊かで、さらに3種類から選べる麺類まで付く充実ぶり。ボリュームがありそうに見えますが、甘さ控えめのスイーツと食事系メニューのバランスがよく、最後までおいしくいただけました。
中国茶をゆっくり飲み比べる、贅沢なティータイム
ウエルカムドリンクは、龍井茶(ロンジン茶)にグレープフルーツの香りを合わせた「グレープフルーツ龍井」。爽やかな柑橘の香りが心地よく、食事のスタートにもぴったりです。
さらに、特級ジャスミンブレンドや九曲紅梅、陳10年プーアールなどの11種類の中国茶を楽しめます。これほど多彩な中国茶を一度のアフタヌーンティーで飲み比べられる機会は珍しく、料理に合わせて少しずつ選ぶ時間も楽しみのひとつ。
なかでも特級ジャスミンブレンドは、1人1杯限定のおすすめ。ジャスミンの華やかな香りに白桃のようなニュアンスが重なり、ジャスミン茶が少し苦手な人でも飲みやすく感じられそうな味わいでした。
さらに、ノンカフェインの「ライチローズルイボス」も用意されています。ライチの香りがほのかに漂うすっきりとした味わいで、気分や時間帯に合わせて選べます。ホテルのティーインストラクターが厳選した中国茶をゆっくり飲み比べできるのもこのプランの魅力です。
◆北海道の恵みがずらり。前菜から楽しむ本格中華の味わい
まずは前菜から。北海道の味覚を軽やかに楽しんで
最初に味わうのは、トウモロコシのスープ、サーモンのタルタル、くらげとイクラの和え物の3品。
トウモロコシのスープ(左上)は、しっかり裏ごしされたなめらかな口当たりで、とうもろこしの自然な甘みを感じつつ、ほどよい塩気ですっきりとした味わいです。
サーモンのタルタル(右上)は、サイコロ状にカットされたサーモンをアンデーブにのせた1品。玉ねぎの辛みが鼻にすっと抜け、さっぱりとした後味に。
くらげとイクラの和え物(中央下)は、くらげのコリコリとした歯応えに、イクラの塩気がアクセントになっていて、次の料理へとつなぐ箸休めにもぴったりでした。
北海道の海の幸や十勝和牛を堪能。食べ応えのあるセイボリー
セイボリーの中でまず目を引いたのが、料理長おすすめの「蝦夷鹿バーガー」。つなぎを使わず仕上げたパテは、ひと口食べるとジューシーながらも軽やかで、鹿肉特有のクセや臭みをほとんど感じません。黒コショウがピリッと効いたパテにふわふわのパンを合わせていて、ジビエらしい力強さよりも、上質な肉の味わいを楽しめる仕上がり。鹿肉が少し苦手という人にも試してほしい1品でした。
もうひとつの料理長おすすめが「十勝和牛のきのこ醤炒め」。北海道産のきのこと貝柱を使い、数時間かけて丁寧に仕上げたきのこ醤が、和牛の香りと肉本来のおいしさを引き立てています。一般的なXO醤ではなく、北海道にルーツを持つきのこ醤を使っているのもこだわりのひとつ。きのこ醤のコクに続いて和牛の濃厚なうまみが広がり、脂が口の中でとろけるよう。大ぶりのきのこやパプリカ、ピーマンもごろごろと入り、食感も楽しい1皿です。
そして、箸休めのように楽しめるのが「軽く燻製した北海道産帆立貝のマリネ 紹興酒の香り」。まず燻製の香ばしさが広がり、続いて紹興酒の風味がふわり。驚くほどやわらかな帆立にトマトの酸味が寄り添い、後味はさっぱりとしています。
蝦夷鹿バーガーや十勝和牛、香り豊かな帆立のマリネまで、同じ北海道食材でも味わいはさまざま。ひと口サイズの料理を少しずつ楽しみながら、本格的な中国料理のエッセンスを感じられるのが魅力でした。
◆甘酸っぱい北海道の味覚も。中華のエッセンスが光る華やかスイーツ
甘さや食感に変化をつけて。北海道の味覚を楽しむスイーツ5品
スイーツのお皿には、北海道産のリンゴやハスカップを使ったものから、中華スイーツらしい味わいまで5品が並びます。
なかでもお気に入りだったのが「北海道産リンゴとチーズの春巻き シナモン風味」(写真上・中央下)。パリッとした春巻きの皮をかじると、焼きリンゴのような甘みが広がり、シナモンの香りがふわり。中にはクリームチーズも合わせてあり、リンゴの甘酸っぱさとコクをまろやかにつないでくれます。北海道産リンゴの酸味と甘みのバランスもよく、アップルパイを中華風にアレンジしたような味わいに感じました。
「杏仁豆腐 ハスカップソース」(写真上・左上)は、なめらかでありながら少し硬めの食感が特徴。杏仁豆腐そのものはまさに王道の味わいで、甘酸っぱいハスカップソースを合わせることで、後味はすっきりしています。北海道らしいハスカップの酸味と爽やかな甘みが、杏仁の風味ともよく合っていました。
「ブラックタピオカのココナッツミルク」(写真下・左)は、大きめのタピオカがごろごろ入っていて、もちもちと弾力のある食感。ココナッツミルクはほのかな甘さで、後味は比較的さっぱりしています。タピオカのもちもち感も楽しく、甘いものが続いたところで気分を変えてくれるような存在でした。
そして「桂花陳酒ゼリー 季節のフルーツ」(写真下・右)は、キンモクセイのほのかな花の香りと、お酒ならではの風味が印象的。メロンやパイナップルなど、その時季のフルーツがごろごろ入っていて、みずみずしい食感も楽しめます。スイーツの後半にいただくと、口の中をさっぱりと整えてくれるような1品でした。
北海道産リンゴの甘酸っぱさからハスカップの爽やかさ、白あんのしっかりとした甘みに、ココナッツミルクの軽やかさまで、1皿の中で味わいが移り変わっていくのも魅力。最後まで飽きずに楽しめるよう工夫されたスイーツでした。
◆締めの1杯まで本格的。3種から選べる陽明殿こだわりの麺料理
食事は選べる麺料理。おすすめは陽明殿の新たなシグネチャー麻辣湯
アフタヌーンティーの後半には、3種類から選べる麺料理も。今回は「陽明殿シグネチャー ~陽明殿麻辣湯~」を味わいました。
五香粉や八角、ローリエ、ねぎしょうが、ニッキ、ハスの実、朝天唐辛子、山椒の8種の香辛料を使い、時間をかけて蒸し上げたスープは、口にするとまずピリッとした刺激があり、そのあとから複雑で豊かな味わいが広がります。辛さが前面に出るというより、香辛料の香りとコクを楽しめる味わいで、麻辣湯が初めてでも楽しみやすい1杯です。
麺は、中華麺・サツマイモ春雨・平太麺(刀削麺風)の3種類から選べます。今回は平太麺を選んでみると、もちっとした存在感のある麺にスープがしっかり絡み、ひと口ごとに香辛料の風味を感じられました。サツマイモ春雨ならつるっと軽やかに、中華麺ならより王道の中華らしい味わいに、と好みに合わせて楽しめるのも魅力です。
具材も、エビやスルメイカ、豚バラ、薬膳きのこの夏草花、えびしんじょなどたっぷり。特に夏草花は、鮮やかなオレンジ色とコリコリ、シャキシャキとした食感がアクセントになっています。アフタヌーンティーの締めにいただく1杯としては驚くほど本格的で、甘いもののあとにピリッとした刺激を楽しめるのも魅力でした。
さっぱり派にもおすすめ。残り2種の麺料理も見逃せない
「トマト涼麺」は、14種類の調味料を重ねた特製ダレが魅力。トマトのやさしい甘みを感じるタレに、醤油やレモン、タバスコなどを合わせていますが、ねぎ油を加えることで辛さの角がやわらぎ、まろやかな味わいに。つるりとした麺によく絡み、カッペリーニのような感覚でさっぱりいただけました。
もうひとつは「北海道産甘海老と白みそのつゆそば」。北海道産甘海老を3時間煮詰めてとった濃厚なスープに、白味噌のまろやかなコクを重ねています。ひと口目から甘海老の豊かなコクが広がり、王道の中国麺とも好相性。お好みで海老油を加えると、香ばしい風味がさらに際立ち、味の変化も楽しめます。
◆中国茶と北海道グルメに癒される、いつもと違うティータイム
北海道×中華の新鮮なアフタヌーンティー
今回は、大きな蒸篭に彩られた北海道の味覚と、本格的な中国料理を楽しめるアフタヌーンティーを体験してきました。
なかでも印象的だったのが、種類豊富な中国茶をゆっくり飲み比べられること。料理に合わせてお茶を変えてみたり、気になった茶葉を飲み比べたりと、時間をかけて楽しめるのがうれしいところでした。甘いものだけでなく、しっかり食事としても満足できるので、アフタヌーンティーは最後まで食べきれないことが多いという人にもおすすめです。
落ち着いたホテルの空間で、いつものアフタヌーンティーとはひと味違う「北海道×中華」の組み合わせを、ゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。
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