「9時から5時まで」などで知られる歌手・女優のドリー・パートンさんが8月25日(現地時間)に死去したと、家族が発表した。80歳だった。
パートンさんは11回のグラミー賞を受賞し、カントリー・ミュージック殿堂とロックの殿堂の両方に名を連ねる稀有な存在だった。ケネディ・センター名誉賞も受けている。「ジョリーン」「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー」などの代表曲で知られ、「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー」はホイットニー・ヒューストンのカバーでも世界的に大ヒットした。
映画では、ジェーン・フォンダらと共演した「9時から5時まで」(1980)で主演女優としても脚光を浴びた。自ら手がけた主題歌もグラミー賞を2部門で受賞している。その後も「マグノリアの花たち」(1990)、「ジョイフル♪ノイズ」(2012)などに出演し、ミュージカル版「9時から5時まで」の楽曲でトニー賞にノミネートされたこともある。
発表は、甥のブライアン・シーバーさんによるビデオ声明の形で行われた。声明は、キラキラと輝くガラス製の飾り石ラインストーンをちりばめた派手な衣装がトレードマークだったパートンさんの人生を、世界を照らした輝きになぞらえた。そのうえで「ドリーはこれからも、人々の道しるべであり続けるだろう」とたたえ、2025年に他界した夫カール・ディーンさんや両親と、いま再会しているはずだとつづっている。死因は明らかにされていない。長年、腎結石の治療を受けており、5月にはラスベガスでの公演中止を発表していた。
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9時から5時まで
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Photo by Jason Kempin/Getty Images