A24製作、第75回ベルリン国際映画祭銀熊賞、第83回ゴールデン・グローブ賞女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞したローズ・バーン主演作「ワンオペレーション」。ラッパー、A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)の俳優としての新境地を捉えた本編映像と新規場面写真が公開された。
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【動画】「ワンオペレーション」本編映像
本作は、本来は複数人で担うべき育児や家事、仕事を一人で背負う“ワンオペレーション“という現代社会の構造的問題を、スリラー、心理ドラマ、ダークコメディが融合した予測不能な物語として描き、主人公の日常とアイデンティティーが崩壊していく悪夢を、観る者に追体験させる衝撃作。監督・脚本は、本作が長編2作目となるメアリー・ブロンスタイン。
家事と育児、セラピストの仕事に追われるリンダは、原因不明の病を抱える幼い娘の世話に追い詰められていた。顧客の患者への対応、娘の担当医からの叱責、出張中の口うるさい夫からの電話──休まる暇もない日々の中、自宅アパートの天井が突然崩落し、娘とともに海辺の格安モーテルへ移り住むことに。誰にも頼れない孤独のなかで限界を迎えた彼女は、思いもよらぬ事態へと飲み込まれていく──。
2011年の登場以来、世界的な注目を集め、累計250億回以上のストリーミング再生を記録しているエイサップ・ロッキー。音楽のみならず、俳優、映像、ファッションなど幅広いカルチャーを横断して活躍する彼が、本作で演じるのは、リンダが娘とともに滞在するモーテルの隣人ジェームズだ。
ジェームズは、善意から行動するものの、なぜかその善行が思わぬトラブルを招いてしまう人物。ブロンスタイン監督は、ジェームズについて「リンダとは完全に別の惑星にいるような存在にしたかった」と語る。ジェームズの世界では「すべてが順調」で、彼はただ楽しい時間を過ごしている。
そんなキャラクターを演じる俳優として、当初は従来型の俳優を探していたものの、A24からミュージシャン起用を提案され、ロッキーと面談。「ロッキーがZoomの画面に現れた瞬間、『この人がジェームズだ』と分かった」と振り返っている。
さらに監督は、ジェームズを「リンダに真正面から挑む唯一の人物」と説明。リンダが抱える問題に踏み込み、彼女に真正面から向き合うジェームズ。その一方で、どこか飄々とした彼の存在が、リンダとの間に独特の関係性を生み出していく。リンダを演じたローズ・バーンも、ロッキーについて「カメラが回っていないときの彼には、どこか別世界から来たような雰囲気があった」と語り、その独特の存在感を絶賛している。
このほど公開された本編映像は、モーテルの一室で、リンダの娘にジェームズがお菓子を差し出すシーン。チャーミングな調子で声をかけるジェームズに対し、リンダはどこか張り詰めた様子で娘を見守っている。娘を前に不安げな表情を見せるリンダとは対照的に、ジェームズは飄々とした態度で娘に接する。世界的ラッパーとしての鋭いイメージとはまた違う、柔らかな表情と自然体の芝居が印象的なシーンだ。
世界的ラッパー、エイサップ・ロッキーが放つ独特の存在感と、ローズ・バーン演じる極限状態のリンダ。まるで「別の惑星」に生きる二人が織りなす、予測不能な関係性にも注目だ。9月18日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。
【作品情報】
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ワンオペレーション
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