長澤まさみが主演を務める映画「このごにおよんで愛など」に、風間俊介、落合モトキ、松井ケムリ(令和ロマン)らの出演が決定。あわせて予告編、本ポスターが公開された。
本作は、是枝裕和や西川美和の監督助手を務め、「夜明け」で監督デビューを果たした広瀬奈々子監督が、「もっといろんな家族の形があってもいいんじゃないか」と自ら企画立案・脚本を執筆し、長い歳月をかけて完成した日台合作の意欲作。夫と彼女、2つの愛を手に入れようとした女の突拍子もない提案から始まった3人の生活が描かれる。
絵本作家の小島詩(長澤)と保険会社に勤める小島杜夫(柄本佑)は、結婚3年目の夫婦。詩は「そろそろ子どもをつくらない?」という杜夫の提案をはぐらかす傍ら、夫に隠れて不貞関係を続けている恋人がいた。それは、詩の担当編集者の倉持潤奈(石橋静河)だった。どちらとの関係もぎくしゃくしていくが、どちらかを選ぶことも、杜夫と子どもをつくることもピンとこない詩。2人から選択を迫られた詩は、突拍子もないことを思いつく。「たとえば、3人で子どもを作るのはどうかな?」自分勝手な提案に初めのうちは戸惑う杜夫と潤奈だが、3人で一緒に暮らしていくにつれ次第に関係が変わっていき、ついに潤奈の妊娠が発覚するのだが──。
今回は、そんな3人が織りなす物語を彩る個性豊かな7人の追加キャストが発表された。杜夫の同僚、戌井健太郎を風間、詩の友人で良き理解者であるコンちゃんを落合、コンちゃんのパートナー・スギくんを松井、潤奈の職場の後輩・桜井歩夢をのせりん、戌井の妻・みどりを大西礼芳、詩、杜夫、潤奈が相談に訪れる弁護士・副島光弘を渋川清彦、レディースクリニックの迫田律子を片岡礼子がそれぞれ演じる。
あわせて公開された予告編には、子どもをつくることを通じて、新しい家族のかたちを模索しながら自分自身の本心と向き合う3人の姿が。杜夫から「詩ちゃんも、変わらなきゃ」と諭される詩自身も、「人様に言えないこと重ねて、もう私のポジションなんてどこにもないんだよ」と、ありのままの自分と目の前の人をどう愛するのか向き合う様子も映し出されている。
「このごにおよんで愛など」は、11月27日から全国公開。ムビチケ前売り券は9月11日より発売される。キャスト陣からのコメントは以下の通り。
■風間俊介/戌井健太郎役
昨今、自分らしく生きるのが健やかであるとされていますが、時に誰かの自分らしくは誰かの我慢に支えられているのかもしれません。でも、それぞれの思いが交錯した時、新たな人間関係、新たな形が生まれる事もあるのかもしれない。そんな事を台本を読んだ時に思いました。自由と普通と愛への思いが詰まっている「このごにおよんで愛など」に参加出来て幸せです。
■落合モトキ/コンちゃん役
タフに見える人間も支え合って世の中に紛れていて。
でもとても繊細であり、触れたらすぐ崩れてしまうような・・・。
そんな登場人物の中で、スギくん、コンちゃんのほっこりした関係を箸休めのような存在で観て頂けたら嬉しいです。
■松井ケムリ/スギくん役
詩と杜夫と潤奈といういびつで不安定な三角形がどんな形におさまるのか、遠くから見守るような気持ちで撮影に参加させていただきました。
その三角形が自らを把握するためにも、穏やかで安定したコンちゃんとスギくんの関係は3人にとって大切な存在だったと思います。特に私の演じさせていただいたスギくんは、コンちゃんのことも見守っているようなおおらかさがあり、どこまでいってもブレない芯のようなものを大切にさせていただきました。
■のせりん/桜井歩夢役
桜井みたいな子、いるよな〜と、どこか共感しながらお芝居することができました。
チームの雰囲気もとても穏やかで、数日間の撮影でしたが、とても充実した日々でした。
僕自身も、愛にはいろんな形があると思っているので、この作品を観た皆さんがそれぞれどう感じるのか、とても楽しみです。
ぜひ楽しんで観ていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
■大西礼芳/戌井みどり役
新しい家族の形。始まりはいつでもどこでも、波乱に満ちているのかもしれません。私は夫と3人の子どもたちと、時々騒がしく詩さんのもとを訪れます。映画を観ながら、子どもたちと主人公たちの姿を重ねることがありました。芽生えたばかりの輝き。その危うさも含めて、ぜひ観て受け取っていただけたら嬉しいです。
■渋川清彦/副島光弘役
撮影1日の参加で、長澤さん石橋さん佑との芝居は緊張しましたが充実した時間でした。広瀬監督の静かだけれどはっきりとした意思のある目というか佇まいが印象的で、素敵な監督でした。
それぞれのやりかたで楽しみ、それぞれのやりかたで踊り、それぞれの生きかたがある、そんなことをあらためて教えてもらいました。是非映画館で!
■片岡礼子/迫田律子役
彼らとの時間はとても瑞々しく、それは色々あれど自分軸を大切にする選択をして進んでいる眩しさなのではと思い始めているところです。
広瀬組の撮影のあと詩と潤奈と杜夫3人の時間を思い出しては、"言葉にならないところに確かにあるもの"を見つめる自分が居ます。
大切に届けたい映画です。
【作品情報】
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このごにおよんで愛など
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