アンナ・パキン、メリッサ・ギルバート、クリスティ・カールソン・ロマーノという元子役の女優3人が、子役を守るための対策をハリウッドに求めていると、米ハリウッド・リポーターが報じている。
きっかけは、8月に36歳で亡くなったヘイデン・パネッティーアさんの死だ。2025年2月にはミシェル・トラクテンバーグさんが39歳で、今年7月にはデベイ・チェイスさんが35歳で、それぞれ亡くなっている。いずれも子役として活動を始め、若くして世を去った。
パネッティーアさんは生後11カ月から子役として活動を始め、ドラマ「HEROES ヒーローズ」で傷を負ってもすぐに治る体を持つ高校生クレア・ベネットを演じ、世界的に知られる存在となった。今年5月の取材では、子役時代について「まるで手なずけられる(グルーミングされる)ようだった」と振り返り、母親からの重圧のほか、15歳のころにスタッフから赤じゅうたんの前に「元気になる薬」を渡されていたことを明かしていた。その後は薬物・アルコール依存やうつに苦しみ、複数回のリハビリ施設に入所していたという。
パキンはインスタグラムで、こう投稿した。
「かつて性的に消費されがちだった元子役の女性たちに、悲しい人生や早すぎる死が多いのは偶然ではないと思う。制度は書類の上でこそ立派に見える。でも私たちは、本来守られるべきほど守られてこなかった」
パキンは11歳のとき、1993年公開の「ピアノ・レッスン」でアカデミー賞助演女優賞を受賞した元天才子役だ。
「大草原の小さな家」のローラ役で知られるギルバートも、こう投げかけている。
「私たちの組合はどこにいるのか。集団の怒りはどこにあるのか。規制は、プライバシーの保護は、いったいどこにあるのか」
ギルバート自身、2001年から2005年まで米俳優組合の会長を務めた経験を持つ。
「キム・ポッシブル」の声優などで知られるロマーノも、子役時代に受ける重圧を、繰り返しの衝撃が蓄積する脳の慢性疾患になぞらえたエッセイを米誌エルに寄稿し、子役への配慮を業界に求めた。
子役出身の女優の死は、2025年2月から今年8月までの1年半ほどの間に3件続いている。
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Photo by Michael Simon/Getty Images/Photo by Eamonn M. McCormack/Getty Images/Photo by JC Olivera/Variety via Getty Images