「オデュッセイア」、R指定映画の歴代世界興収1位に

「オデュッセイア」、R指定映画の歴代世界興収1位に

8月23日(日) 12:00

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クリストファー・ノーラン監督の「オデュッセイア」の世界累計興収が13億5200万ドル(約2150億円)に達し、R指定映画の歴代1位になったと、配給元の米ユニバーサル・ピクチャーズが発表した。2024年公開の「デッドプール&ウルヴァリン」が持っていた記録を上回った。

R指定は米国のレーティングで、17歳未満の観客に保護者の同伴を求める区分だ。過激な描写を含む大人向けの作品が該当し、観客の年齢層が絞られるため、興行では不利とされてきた。「デッドプール&ウルヴァリン」はその壁を破って13億3800万ドル(現在のレートで約2130億円)を積み上げたが、「オデュッセイア」は米国で7月17日に公開されてから1カ月あまりでこれを追い抜いた。

「オデュッセイア」は、西洋文学の原点とされる古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩を、ノーラン監督が映画化した歴史超大作だ。トロイア戦争を終えた王オデュッセウス(マット・デイモン)が、一つ目の巨人や魔女に行く手を阻まれながら、妻子の待つ故郷を目指す10年の旅を描き、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソンらが共演している。長編映画として初めて全編をIMAXのフィルムカメラで撮影した作品でもあり、すでにIMAX作品としての歴代興収1位と、ノーラン監督自身の最高記録も更新している。デイモン、ハサウェイ、パティンソンの3人にとっても、キャリア最高の興行成績となった。

記録を手放した「デッドプール&ウルヴァリン」の側からは、祝福が届いている。主演のライアン・レイノルズがSNSに投稿したのは、同作でデッドプールとウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)が、ホンダのミニバン「オデッセイ」の車内で殴り合う場面の映像だ。「オデュッセイア」の英題「The Odyssey」はこの車名と同じつづりで、レイノルズは映像にこんな一言を添えた。

「R指定映画の歴代最高となった『オデュッセイア』のキャストとスタッフの皆さん、おめでとう。まったく、あれはとんでもない車だ」

「オデュッセイア」は、9月11日から全国公開される。

【作品情報】
オデュッセイア

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