「行き遅れたくない」と焦って結婚…レス1年の冷たい夫と、優しすぎる年下学生にときめく孤独な妻【作者に聞く】

レス1年の冷たい夫と、優しすぎる年下学生にときめく孤独な妻

「行き遅れたくない」と焦って結婚…レス1年の冷たい夫と、優しすぎる年下学生にときめく孤独な妻【作者に聞く】

8月23日(日) 7:30

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「行き遅れたくない」という焦りから、夫として条件がよさそうという打算的な理由で結婚を決めたハル。しかし、夫の転勤で縁もゆかりもない大阪へ移り住むと、夫婦の溝は静かに深まっていった。結婚3年目にしてレス状態は1年以上続き、見知らぬ土地で孤独を募らせるハルに対し、仕事で疲弊する夫は「自分ありきで考えるな、自分の世界を見つけろ」と冷たく突き放す。現状を変えようと働きに出たパート先で、彼女は夫と正反対の優しさを持つ年下の大学院生に出会うのだった。
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■「いけないとわかっていても…」不倫の裏にある人間のリアル

漫画家・ただっち(@tadatsuchi5555)さんが描く『夫がいても誰かを好きになっていいですか?』は、家政婦扱いされる主婦が別の男性へ惹かれていく心の揺らぎをリアルに切り取った話題作だ。

本作は、編集者からの「不倫」をテーマにした執筆依頼からスタートした。ただっちさん自身、「人間が1人の相手だけを永遠に愛し続けるのは本能的に難しいのではないか」という疑問を抱えていたという。決して不倫を肯定するわけではなく、いけないとわかっていても踏み出してしまう人間の弱さや、葛藤のなかで己を正当化する身勝手な言い訳など、泥臭くも人間らしい部分を表現したかったと語る。

作中では、罪悪感を覚えつつも青年にときめくハルの心理が丁寧に描写される。相手を美化する一方で夫への嫌悪感を募らせる自分勝手さや、既婚者であることを隠し続ける保身の弱さが、読者の感情を大きく揺さぶる。

■賛否両論の嵐!読む人の立場で評価が変わる面白さ

本作の感想は「絶対にあり得ない」という強い嫌悪から、「痛いほど気持ちがわかる」という共感まで真っ二つに分かれるという。ただっちさんは、読む人の立場や経験によって受け取り方が変わる点こそが本作の面白さであり、ほかの読者のレビューも含めて楽しんでほしいと呼びかけている。

現在、同シリーズの新刊『夫がいても誰かを好きになっていいですか?〜コンビニで見つけた私の恋〜』が発売中であるほか、週刊誌「女性セブン」では『木曜日の妻たち』も連載中だ。人間の心の奥底に潜むタブーや揺らぎに触れたい人は、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。

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