パラマウント、ワーナー統合の遅れで1日11億円の負担

パラマウント、ワーナー統合の遅れで1日11億円の負担

8月22日(土) 11:00

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パラマウントによるワーナー・ブラザースの買収は、12の州が反対して裁判となり、いまも成立できずにいる。統合が決着するまで、同社はワーナーの株主に1日700万ドル(約11億円)を払い続けなければならない。その負担を州側に埋めさせてほしいと、パラマウントは裁判所に申し立てていた。だが、このたび、カリフォルニア州司法長官事務所はこれを退けたと、米バラエティが報じている。

裁判が来年6月まで長引けば、株主への支払いは17億ドル(約2700億円)に達し、資金の調達にかかる費用も1億9000万ドル(約300億円)に上るとパラマウントは主張している。

そこで同社は、統合の阻止を求めている州側と米脚本家組合に対し、18億8000万ドル(約3000億円)を担保として積むよう申し立てた。統合が最終的に認められた場合に、遅れで生じた損失を埋めるためのものだという。認められないのであれば、統合を保留するという合意そのものを解消してほしいとしている。

カリフォルニア州司法長官事務所は、これを強い言葉で退けた。

「パラマウントとワーナーは、どちらも取引に長けた企業だ。承知のうえでこの過程に入っている。自分たちで招いた事態でありながら、またしても我々を脅して引き下がらせようとしている」

同事務所は、日程に同意したのはパラマウント自身で、そのときには担保を条件にしていなかったとも指摘している。

カリフォルニア州のロブ・ボンタ司法長官は12州とともに、劇場での配給とケーブルテレビの市場で競争が損なわれるとして、統合の阻止を求めてきた。7月には裁判所が一時的な差し止めを命じ、その後パラマウントは、裁判の決着まで、遅くとも来年6月までは統合を成立させないことに同意していた。

裁判が始まるのは来年3月2日だ。11月の開始を望んでいたパラマウントは、その分だけ支払いを重ねることになる。

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