「ハリー・ポッター」全8作を手がけたプロデューサーのデビッド・ハイマンが、30年近く続いたワーナー・ブラザースとの関係を終え、Amazon MGMスタジオと新たに契約を結んだと、米デッドラインが報じた。ハイマンが率いる製作会社ヘイデイ・フィルムズがこれから立ち上げる企画は、まず同スタジオに持ち込まれることになる。
ハイマンは2001年の「ハリー・ポッターと賢者の石」から完結編までシリーズ全8作を製作し、その後のスピンオフ「ファンタスティック・ビースト」シリーズ3作も手がけてきた。近年もグレタ・ガーウィグ監督の「バービー」や、ティモシー・シャラメ主演の「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を送り出している。ワーナーの看板を長く支えてきたプロデューサーだ。
移籍は、ワーナー・ブラザースの先行きが見えないなかでの動きになった。親会社のワーナー・ブラザース・ディスカバリーはパラマウントによる買収の渦中にあり、ワーナーと組んできた作り手の去就に関心が集まっている。ハイマンの場合は、直近の契約が満了したタイミングでの移籍だという。
ハイマンとAmazon MGMのつながりは、今回が初めてではない。ドゥニ・ビルヌーブ監督が撮る新作「007」を、「スパイダーバース」シリーズのエイミー・パスカルとともにプロデュースしている。ただし、この新作は今回の契約の対象には入っていないという。
しかし、ワーナーとの縁がすべて切れるわけでもない。ハイマンは、2027年初頭に放送が始まるドラマ版「ハリー・ポッター」で製作総指揮を務めている。また、ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロの小説「クララとお日さま」の映画化も控えている。こちらはタイカ・ワイティティ監督がメガホンをとり、ジェナ・オルテガが人工知能を搭載した少女型ロボットのクララを演じる。
「ハリー・ポッターと賢者の石」は、公開25周年を記念して8月28日から全国で再上映される。
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ハリー・ポッターと賢者の石
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Photo by Amy Sussman/WireImage/Getty Images