炎上を仕掛けたはずが自分が標的に…!?ネットの"悪意"を現実化した漫画に戦慄!背筋が凍る展開に「SNS利用者は読むべき」の声【作者に聞く】

炎上狙いで記事を投稿した男。しかしこの後思わぬ事態に巻き込まれることに…。/画像提供:森本大百科(@mdaihyakka)

炎上を仕掛けたはずが自分が標的に…!?ネットの"悪意"を現実化した漫画に戦慄!背筋が凍る展開に「SNS利用者は読むべき」の声【作者に聞く】

8月21日(金) 5:00

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炎上狙いで記事を投稿した男。しかしこの後思わぬ事態に巻き込まれることに…。
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炎上を狙った記事を公開した、その瞬間だった。見知らぬ人から突然悪口を浴びせられ、通りすがりの人まで敵意を向けてくる――。ネット上で起きる誹謗中傷を"現実世界"へ置き換えた漫画『炎上』が、「リアルにしたら怖すぎる」「SNSを使う人なら一度は読むべき」と話題を集めている。作品を手掛けた大阪よしもとのピン芸人・森本大百科(@mdaihyakka)さんに、誕生の背景を聞いた。

■悪意が現実になった世界
【漫画】ネットの誹謗中傷を現実にしたら?「確かにこんなんやな」「病むな」「怖い」の声続出

ネット記事の記者がアナログな炎上を体験する話(3)

炎上を狙って、大袈裟に煽ったネット記事を配信する記者

物語の主人公は、炎上を狙った記事を配信した記者。すると、それまで画面の向こう側にあったはずの悪意が、現実世界で次々と自分へ降りかかる。知らない人から罵声を浴びせられ、理不尽な敵意にさらされる日常は、まるで悪夢そのものだ。ネットでは当たり前のように飛び交う言葉も、現実に置き換えると恐ろしい暴力になる――。そんな発想から生まれた作品は、読者にも強烈なインパクトを与えている。

■一本の記事を読んで生まれた違和感
本作は「世にも奇妙な物語×少年ジャンプ+ presents『奇妙』漫画賞」への応募作として制作された。森本さんは、あるネットニュースを読んだことが着想のきっかけだったという。悪口を言った人物の名前は伏せられている一方、標的となった人物の名前は伏せられておらず、「その記事のせいで"聞かなくていい悪口が、本人に届いてしまうやんけ"と、ずっと引っかかってました」と振り返る。その違和感を現実世界へ置き換えた結果、『炎上』という物語が生まれた。

■現実なのか、それとも異世界なのか
突然突進してくる女性や、理由もわからないまま追い詰められていく主人公。作品にはオカルトのような不気味さが漂うが、森本さんは「『世にも奇妙な物語』っぽくを意識はしました」と明かす。一方で、「作りはコントからツッコミを取り除いたという感じです」と独自の発想も語った。

また、主人公をネット記事を書く記者にした理由については、「普段ネット記事で人のことを悪く書いてる男が分かりやすくて、良いフリになるかなということで記者の投稿から始めました」と説明。作中に登場する女性についても、「おばさんというより、この世界がおかしくなったというイメージです」と、その奇妙な世界観を表現している。

■SNS時代だからこそ響く物語
現在も漫画制作を続けており、「短編だけでなく、長編も描いてみたいです」と意欲を見せる森本さん。『炎上』は、炎上目的で放った悪意が自分へ返ってくるという静かな恐怖を描いた一作だ。もし画面の向こう側で発した言葉が、そのまま現実になって返ってきたら――。そんな想像をした瞬間、SNSとの向き合い方を少し考え直したくなる作品である。

■取材協力:森本大百科(@mdaihyakka)

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