坂口健太郎主演、中野量太原案・脚本・監督の「私はあなたを知らない、」の公開直前大ヒット祈願イベントが、8月19日に東京・江東区の亀戸天神社で行われ、坂口、早瀬憩、堀田真由、中野監督が登壇し、本作への期待や意気込みを語った。
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【フォトギャラリー】「私はあなたを知らない、」公開直前大ヒット祈願イベントの模様
本作は、“家族”をテーマに作品を撮り続ける中野監督が描くユーモアと愛情に満ちた渾身のヒューマンサスペンス。狂おしいまでに”家族“という幸せの形を追い求め、愛する人を殺めてしまうという重い罪を犯してしまった孤独な青年を坂口が演じるほか早瀬、堀田、倉田瑛茉、滝藤賢一、原田美枝子らが共演。
イベントは、まずは晴天の下、時間の経過を表す上で重要なモチーフとして劇中に登場する東京スカイツリーを望む本殿前にてフォトセッションを実施。キャストと監督は大ヒット祈願のご祈祷を受けたあと、トークイベントに臨んだ。
坂口は「外でのフォトセッションの際には日差しが出て、来週の公開を爽やかな気持ちと共に迎えられそうで凄く嬉しいです」と幸先の良さにニッコリ。13年前に夕平に母を殺され、天涯孤独となった東浜朝子役の早瀬は「私のクランクインが電車の中からスカイツリーを眺めるシーンだったので、今日こうして再びスカイツリーを見る事ができて凄く嬉しいです」と声を弾ませた。
夕平の元恋人であり朝子の母・東浜紗月役の堀田は「作品を早く届けたいという気持ちと、大切だからこそ遠くに行ってしまいそうで寂しい気持ちがありますが、良いお天気の中でイベントを行うことができたので、このまま良い形で作品を届ける事ができれば」と目前に迫る劇場公開に思いを馳せた。構想5年の歳月をかけて本作を完成させた中野監督は「本作はスカイツリーが見える街の話です。なのでこの3名はこの街の住人を演じました。そんな縁のある場所で公開直前大ヒット祈願ができてとても嬉しいです」としみじみと喜んだ。
撮影は今から約1年前に、江東区や墨田区を中心にロケが行われた。誰とも関わらずに孤独に生きて来た夕平と職場で出会った紗月は、建設中のスカイツリーを見ながら“とある約束”をする。坂口は「撮影時期はちょうど今くらい。凄く暑かった」と撮影を振り返ったが、堀田も「夕平と紗月が出会った時にはスカイツリーも建設中という設定。設定上、映してはいけないということで、角度を工夫したりしながら撮影していました」と撮影の舞台裏を明かした。
一方、早瀬は、スカイツリーの麓の大栄橋での撮影について「夜のシーンだったので川面に映って逆さスカイツリーになっていて、とても綺麗に見えました。みんなで盛り上がって写真を撮ったりしました」と忘れられない思い出を語った。また、中野監督は「スカイツリーが見える街、という事は意識していた」と、登場人物たちの背景に佇む風景も重要だったと語った。
坂口は中野監督の演出について「監督が求めてくださる、自分が今までやったことない表情や感情を作っていく作業を毎日やっていました。だから新しい自分を発見したし、こんな瞬間が自分の中にあるんだ…というのはその都度発見していました」と、新境地を確信したことを明かしたが、中野監督も「監督とは贅沢なもので、今まで見たことのない坂口健太郎を撮りたいという思いがあった。何度も演出を重ねながら夕平を作っていきました。坂口さんは僕よりも夕平を知っている」と坂口を絶賛した。
早瀬は慟哭するシーンを振り返って「凄く難しくて大変なシーンでしたが、監督が細かくお話をしてくださって、朝子、そして私に寄り添って隣で一緒に考えてくれました。『まだできる!』『頑張れ!』と応援してくれながら何度かテイクを重ねて貰ったお陰で、私も朝子に成り切って朝子の心情を掴むことができました」と中野監督の支えに感謝した。堀田も「監督から『本当にその気持ちになった時にセリフを言ってくれれば大丈夫』と声をかけていただけたことで、改めて『心が動いてこそのお芝居』という事を再確認する事ができました。私にとって本作はお芝居を見直すタイミングになった作品で、今でも他の作品に入っても中野さんの言葉をすごく思い出して、自分に『気持ちが動いてからでいいんだぞ、焦るな』と言い聞かせています」と金言を得た現場だったと語った。
大ヒット祈願では、各自が絵馬に「本作に込める願い事」をしたためたが、坂口は「たくさんの皆さんなりの『私はあなたを知らない、』の感想を聞かせてほしい」と書き、「本作を観た感想は凄く面白く、意外な捉え方が多いので、それをどんどん知っていくと僕自身もこの映画の新しい事を何度も知れると思うので、皆さんの感想をどんどん知りたい」と呼び掛けた。
早瀬は「大ヒット!」と書き、「監督の作品にかけた時間とチームの皆さんの熱い想い、そして私自身もこの映画を観て凄く心を動かされるものがありました。沢山の方に観て頂き、沢山の方の心に届いて響くものがあればいいな」と思いを込めた。「みんなと語りたい!!」と書いた堀田は「この作品の感想は、世代や男女間でも違うと思いますし、紗月のようにお子さんがいらっしゃる方も、海外の方もそう。全然違った答えをそれぞれが持てる作品だと思うので、お茶会みたいな感じで皆さんと語り合いたいです!」と劇場公開後の反響に期待を寄せた。
自称エゴサの鬼だと明かす中野監督は「幸せなエゴサ」と書いて「試写会の感想をエゴサするとやはり面白い。観終わった時と帰宅した時の解釈が違ったとか、色々な感想や捉え方があって、それを見るととても幸せな気持ちになる」と満面の笑みで答えた。
最後に中野監督は「それぞれの立場によって色々と語れる映画になっています。そして間違いなくこの3人の芝居は良いです!僕は自信があります。映画自体も今の僕にとっての最高傑作になっていると思います。あとはより多くの人にこの映画の存在を知ってもらわなきゃ始まらないので、皆様どうぞよろしくお願いいたします」と作品の仕上がりに自信を見せ、大ヒットを祈願した。
坂口も「観て欲しいです、本当のその一言に尽きます。映画はまず観てもらって、そこで初めてお客様の元に届いて、そこから映画は少しずつ大きくなっていきます。観ていただくのは本当に大事な事。チケットを買っていただき、そこからこの作品が皆さんの心の中で羽ばたいて、少しずつ本当に大きくしていきたいです。観て欲しい、というのは心の底から思います。そのお力をお貸しいただければ嬉しいです」と呼び掛け、イベントを締めくくった。
「私はあなたを知らない、」は、8月28日から全国公開。
【作品情報】
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私はあなたを知らない、
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