歌舞伎俳優の尾上松也が8月18日、東京ポートシティ竹芝で行われた映画「八つ墓村」プレミアナイトに奥智哉、堀田真由、小籔千豊、高島礼子、滝藤賢一、清水崇監督とともに出席した。
本作は、ミステリー界の巨匠・横溝正史の代表作である「八つ墓村」を、清水監督が映画化。就職の内定も得られず、彼女もいない大学生の井川辰弥のもとに母の訃報が舞い込む。辰弥は探偵・金田一耕助に誘われ、岡山県の山奥に潜む、亡き母のルーツである「八つ墓村」を訪れるが、そこで不可解な連続殺人事件が発生する……。
本作の主要キャラクターである田治見要蔵のおどろおどろしい登場から始まったイベント。レッドカーペットおよびサウンドバイツでは、ファンのサインに応じるなど、大いに盛り上がった。そんななか、金田一耕助を演じた尾上は「これだけ有名な作品、そしてキャラクターを演じることで、非常にプレッシャーではありましたけれども、共演者の皆様と監督、スタッフの皆様の導きのもと、新たな『八つ墓村』ができたと確信しておりますので、これから皆様にご覧いただくのが本当に楽しみです」と自信をのぞかせる。
これまで数多く映像化されてきた題材に挑んだ清水監督は「すごくハードルの高い、有名すぎる原作。僕自身も原作のファンでもあり、過去の映画作品も好きでもあったので、それに自分が挑戦するという重荷をどう受け止めるべきかと悩んだ末に引き受けました」と覚悟を持って臨んだことを明かすと「誰が監督しても、誰が演じても賛否両論起こるのは分かっている。でもこれが映画史の一部として納めていただけるのかは、皆さん次第です」と会場に語りかけていた。
いち早く映画を観たという尾上は「自分が出ているということを置いておいても、あっという間に時間が過ぎていきました。飽きることがなかった」と終始緊張感を持って作品を観ることができたことを強調すると「滝藤さんの要蔵も想像以上に迫力があったし、俳優、スタッフすべてのセクションの人が情熱を持って作ってくれたなと。そこに携われて感謝ですし、誇らしさも感じました」と述べていた。
その要蔵を怪演した滝藤は「金田一と言えば全力疾走。見どころは、松也さんの全力疾走です」と語ると、尾上は「僕のなかでもトップクラスの大変なシーンでした。皆さんが想像している以上に長く走っています。ぜひ観ていただいたいです」とアピールしていた。
“全力疾走”と言えば、予告編でも衝撃的な映像になっている“要蔵の走り”だ。滝藤は「僕ももう50歳ですから、全力疾走の仕方すら忘れてしまっていたぐらい。しかもすごく寒いなかだったんです。そんななか、スタッフさんが毛布を掛けてくれるなど温めてくれて、なんとか撮影できました。本当に皆さんのおかげです」と感謝を述べていた。
「八つ墓村」は9月18日より全国公開。
【作品情報】
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八つ墓村
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