【公開30周年】「インデペンデンス・デイ」&地球規模のピンチを描いた作品15選

【公開30周年】「インデペンデンス・デイ」&地球規模のピンチを描いた作品15選

8月18日(火) 11:00

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今年はローランド・エメリッヒ監督が手がけたSFパニック超大作「インデペンデンス・デイ」の公開から30周年。地球侵略を企む異星人と人類の3日間の攻防を描いた本作の大ヒットは、人類が大規模な災害や事故に立ち向かうディザスター映画を復活させ、その後もハリウッドに大きな影響を与えた。いまこそ改めて見たい本作に加えて、地球規模のピンチを描いた15作品を紹介する。

【作品概要】

当時、ハリウッドで頭角を現しつつあったエメリッヒ監督の評価を決定づけた本作は、ミニチュア・ワークをはじめとする伝統的な手法と、最新のデジタル技術を組み合わせ、数千人のエキストラを動員したスペクタクル映像で観客を圧倒。70年代に全盛期を迎え、その後に衰退したディザスター映画を映画界の最前線に引き戻し、その後「アルマゲドン」「ディープ・インパクト」といった大作映画ブームのきっかけを作った。

公開の数カ月前にアメリカ最大のスポーツイベント「スーパーボウル」のテレビCM枠で、ホワイトハウスが宇宙船の攻撃で木端微塵に破壊されるカットを放映し、大きな話題に。決定的なビジュアルを先出しし、映画公開そのものをイベント化するマーケティングの先駆けとなった。また、肉体派アクションスターが全盛だった時代に、人間味溢れる等身大の登場人物たちが協力し合う群像劇も、当時は新鮮だった。

【あらすじ】

宇宙センターで衛星アンテナが奇妙な音をキャッチ。質量が月の4分の1もある巨大な物体が、地球に接近していた。その正体は、異星人の宇宙空母だった。7月2日。十数機の巨大UFOが世界中の大都市の上空に現われ、人類への攻撃を開始し、主要都市は一瞬にして廃墟と化す。

7月3日。地球を攻撃する宇宙人が、かつて米国ネバダ州の秘密基地エリア51に捕獲された地球外生物と同じ知的生命体であることが判明。異星人が地球を攻撃する目的が明らかになる。そして、運命の7月4日。ある奇策を足掛かりに、絶滅の危機に瀕した人類は“独立”をかけた最後の攻防戦に打って出る。

【キャラクター/キャスト】

・スティーブン・ヒラー大尉/ウィル・スミス

エイリアンの急襲に対し、卓越した操縦技術と強い責任感で立ち向かう、アメリカ海兵隊の腕利き戦闘機パイロット。皮肉屋でユーモアにあふれ、恐怖に怯まず敵の宇宙船を撃墜する男気を見せる。恋人とその息子を深く愛する誠実な一面も併せ持つ、情に厚く非常にタフな存在だ。

・トーマス・ホイットモア大統領/ビル・プルマン

元湾岸戦争の英雄パイロットという経歴を持つ若きアメリカ大統領。当初は政治的指導力に苦悩していたが、エイリアンの襲撃という未曾有の危機に直面し、力強いリーダーへと覚醒。決戦直前の伝説的な演説で世界を鼓舞し、自らも戦闘機を駆って最前線で戦う、熱く勇敢な闘将だ。

・デビッド・レビンソン/ジェフ・ゴールドブラム

MIT(マサチューセッツ工科大学)出身の天才的な頭脳を持つ、エコロジストの衛星通信技術者。エイリアンの電波に隠されたカウントダウン信号をいち早く解読し、地球の危機を察知。後半では敵のバリアを無効化するコンピューターウイルスを開発した、本作の頭脳派ヒーローだ。

・マリリン・ホイットモア/メアリー・マクドネル
・ジュリアス・レビンソン/ジャド・ハーシュ
・ウィリアム・グレイ将軍/ロバート・ロジア
・ラッセル・ケイス/ランディ・クエイド
・コンスタンス・スパノ補佐官/マーガレット・コリン
・アルバート・ニムジッキ国防長官/ジェームズ・レブホーン
・マーティ・ギルバート/ハーベイ・ファイアスタイン
・ミッチェル少佐/アダム・ボールドウィン
・ブラキッシュ・オークン博士/ブレント・スピナー
・ジャスミン・ダブロウ/ビビカ・A・フォックス
・ジミー・ワイルダー大尉/ハリー・コニック・Jr.

【公開データ】

・全米公開日:1996年7月2日
※当初は7月3日に公開される予定だったが、作品への注目度が予想以上に高かったため、物語のはじまりと同じ7月2日の深夜から上映された。

・日本公開日:1996年12月7日
※同年9月27日に開幕した第9回東京国際映画祭のオープニング作品として、特別招待上映され、エメリッヒ監督と主演のウィル・スミスが来日を果たした。

【地球規模のピンチを描いた作品15選】

●1.「インデペンデンス・デイリサージェンス」

「インデペンデンス・デイ」の20年ぶりの続編で、エメリッヒ監督が続投。エイリアンの侵略を生き延びた人類は、共通の敵を前にひとつにまとまり、回収したエイリアンの技術を利用して防衛システムを構築し、エイリアンの再来に備えていた。しかし、再び地球を目標に襲来したエイリアンの兵力は想像を絶するものへと進化しており、人類は為す術もなく、再度の絶滅の危機を迎える。ディズニープラスで配信中。

●2.「デイ・アフター・トゥモロー」

エメリッヒ監督が地球温暖化により気候変動で、世界が再び氷河期に突入する恐怖を描いたスペクタクル映画。南極で研究を続けていた古代気象学者のジャック・ホール教授(デニス・クエイド)は、観測データから地球規模の気候変動の危機を察知する。しかし、その警告は政府に届かず、事態は急速に悪化。各地で異常気象が発生し、北半球はまたたく間に絶対零度の冷気に覆われていく。ディズニープラスで配信中。

●3.「2012」

古代マヤ文明の暦が終わる2012年12月21日に地球が滅亡するという予言を題材に、世界中で地震や津波などの大災害が起こる中、必死に生き延びようとする人々を描くエメリッヒ監督のディザスター映画。政府が隠蔽している世界滅亡のカウントダウンを知ってしまったジャクソン(ジョン・キューザック)は家族を守るために、生き残る術を模索するが、ついに大地震、火山の噴火、津波といった天災が地球を襲い始める。

●4.「ムーンフォール」

エメリッヒ監督が新たに選んだ地球滅亡のシナリオは、なんと月と地球の衝突という前代未聞の危機だった。原因不明の力によって月が本来の軌道から弾き出され、あと数週間で地球に激突するという驚くべき事実がNASAにもたらされる。NASAは現地調査を試みようとするが、同時に組織内部で、とある情報が隠ぺいされていたことが発覚。地球と月を救うため、NASAの副部長、元宇宙飛行士、天文学博士が立ち上がる。

●5.「アルマゲドン」

米テキサスと同じ大きさの小惑星が、猛スピードで地球に接近していた。衝突すれば、地球は確実に全滅する。人類が生き残る方法は、小惑星の地下深くで核爆発を起こし、その軌道を変えること。このミッション遂行のため、6人の宇宙飛行士と8人の石油採掘のプロフェッショナルが選ばれる。監督はマイケル・ベイ。NASA(アメリカ航空宇宙局)の強力なバックアップで、撮影が行われた。ディズニープラスで配信中。

●6.「宇宙戦争」

トム・クルーズとスティーブン・スピルバーグ監督がタッグを組み、古典的SFパニック映画を再映画化。地球侵略を目指すエイリアンと人類が死闘を繰り広げる。「未知との遭遇」「E.T.」など、これまで友好的なエイリアンを描いてきたスピルバーグは、9・11米国同時多発テロ以降の世相を反映して、クルーズ演じる等身大の主人公の視点で、家族愛をテーマに、地球を襲う未曾有のピンチをスリリングに描いた。

●7.「ザ・コア」

25万年に一度訪れる中心核の回転停止により、磁場が狂った地球では、ペースメーカー使用者32名の同時突然死、方向感覚を失った鳩の異常行動、帰還中のスペースシャトルの制御不能といった異常現象が相次ぐ。このままでは、有害な宇宙放射線を防いでいる地球の電磁界が失われ、人類は1年以内に滅亡してしまう……。未曾有の危機に見舞われた人類の存亡を賭けた戦いを描くパニック・アクション大作。

●8.「ノウイング」

マサチューセッツ工科大学の宇宙物理学者ジョン(ニコラス・ケイジ)は、息子が通う小学校の記念式典で50年前のタイムカプセルから取り出された1枚の紙に綴られた数字の羅列が、過去50年間の災害、事故、事件の発生と犠牲者数を的確に予言していることを突き止める。その紙にはさらに、これから起こる未曾有の大災害も予言されていた。ジョンは、次の惨事を防ぐべく現地へと向かうが……。

●9.「バトルシップ」

ハワイ沖の太平洋上で大規模な軍事演習を行っていた、アメリカを中心とした世界各国の護衛艦隊の前に、突如として正体不明のエイリアンの母船が出現。地球側の呼びかけ応じることなく、侵略を始める。演習に参加していた米海軍の新人将校アレックス(テイラー・キッチュ)や、アレックスがライバル心を抱いている海上自衛隊の指揮官ナガタ(浅野忠信)らは、弱点もわからない謎の侵略者と相対することになる。

●10.「メランコリア」

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「アンチクライスト」の鬼才ラース・フォン・トリアーが、巨大惑星の接近で終末を迎えつつある地球を舞台に、人々の孤独と絶望、魂の救済を描いたドラマ。巨大な惑星メランコリアが地球に向けて近づいていることが判明。それは同時に地球滅亡の知らせでもあったが、それを聞いた鬱を抱えるジャスティン(キルステン・ダンスト)の心はなぜか軽やかになっていく。

●11.「インターステラー」

クリストファー・ノーラン監督によるオリジナルSF大作。近未来、地球規模の異常気象と飢饉によって人類滅亡の危機が迫っていた。元宇宙飛行士のエンジニアであるクーパー(マシュー・マコノヒー)は、NASAの要請に応じて人類の未来を懸けた前代未聞のミッションに参加することに。計画の内容は、土星付近に突然発生したワームホールを通り抜け、新しい惑星へと人類を移住させるというものだった。

●12.「ジオストーム」

世界各国の最新テクノロジーを集結し、天候を完璧に制御することを可能にした気候コントロール衛星の運営開始から3年。突如として衛星が暴走を始め、世界中で異常気象を発生させる。衛星の生みの親でもある科学者のジェイク(ジェラルド・バトラー)は、衛星の暴走原因を突き止めるため宇宙へ向かう。「インデペンデンス・デイ」の製作・脚本を手がけたディーン・デブリンが監督として初メガホンをとった。

●13.「グリーンランド地球最後の2日間」

突如現れた彗星の破片が隕石となり地球に衝突。さらなる巨大隕石による世界崩壊まで残り48時間に迫る中、政府に選ばれた人々の避難が始まる。建築技師の能力を見込まれたジョン(ジェラルド・バトラー)と彼の家族も避難所を目指して輸送機に駆けつけた。しかし、息子の持病により受け入れを拒否され、家族は離れ離れになってしまう。生き残る道を探す彼らが目にしたのは、パニックに陥った人間の善と悪だった。

●14.「ドント・ルック・アップ」

彗星衝突という地球の危機を察知した落ちこぼれの天文学者(レオナルド・ディカプリオ)と教え子(ジェニファー・ローレンス)が、世界中にその事実を伝えようと奔走する姿を描いたコメディドラマ。仲間の協力を得て、大統領補佐官と対面したり、朝のテレビ番組に出演したりと熱心に危機を訴えるが、人類への警告は空回りするばかり。やがて、事態は思わぬ方向に転がっていく。監督はアダム・マッケイ。

●15.「プロジェクト・ヘイル・メアリー」

アカデミー賞7部門にノミネートされた「オデッセイ」の原作「火星の人」などで知られる作家アンディ・ウィアーのベストセラー小説を映画化。滅亡の危機に瀕した地球の運命を託された中学の科学教師グレース(ライアン・ゴズリングが)が、宇宙の果てで、同じ目的を持つ未知の生命体と協力し、故郷を救う“ヘイル・メアリー(イチかバチか)”プロジェクトに挑む。フィル・ロード&クリストファー・ミラーが監督を務めた。

【作品情報】
・ インデペンデンス・デイ

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