2008年の「インクレディブル・ハルク」に、公開版よりもダークなバージョンが存在すると、ルイ・ルテリエ監督が米コライダーに明かした。いまのマーベル作品につながるアイデアが、当時すでに入っていたのだという。
「インクレディブル・ハルク」は、マーベル作品をひとつのユニバース(MCU)でつなぐシリーズの2作目にあたる。1作目の「アイアンマン」が公開されたわずか1カ月後の2008年に登場した。エドワード・ノートンがブルース・バナーを演じたものの、その後のバナー役はマーク・ラファロが引き継ぎ、シリーズのなかでも触れられることの少ない1本になっている。
公開されなかったバージョンは、いまの本編より長く、内容も暗かったという。
「上映時間が1時間も違うというわけじゃない。でも、とても興味深いものだ。『インクレディブル・ハルク』はMCUの最初期の作品のひとつで、いまみんなが追いかけている物語の多くは、あのときのアイデアから始まっている」
そこには、のちに主役となるヒーローたちも登場していたと、ルテリエ監督は明かす。
「キャプテン・アメリカが出ていた。トニー・スタークも出ていた。彼は今のバージョンにも残っているけどね。それに冒頭がなかなか面白くて、北極が舞台だったんだ。かっこよかった。ちょっとダークすぎたけどね」
ルテリエ監督は、その路線を捨てた理由を「少し時代を先取りしすぎていた」と説明する。1作目が公開されたばかりで、作品同士をつなぐ枠組み自体がまだ知られていない時期だったことが影響したようだ。
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インクレディブル・ハルク
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