ブラッド・ピットが7年続けた禁酒をやめ、いまは節度をもって飲んでいると明かしたことについて、依存症の専門家が慎重な見方を示していると、米ハリウッド・リポーターが報じている。
ピットは2017年、米GQに、大学を出てから酒か何かを口にしなかった日を思い出せないと語り、飲み方が度を越していたと認めていた。2019年にはアルコール依存症の自助グループ、アルコホーリクス・アノニマス(AA)の集まりに1年半通ったと話し、そこから7年にわたって酒を断ってきた。
その禁酒をやめたことを、先日ピットは米エスクァイアの取材で認めた。前より抑えた形で飲んでいるとして、数杯なら飲めるが、たくさんは無理で自分を律しないといけない、と説明している。この言い分が、依存症からの回復に取り組む人たちの間で波紋を呼んだ。断酒を続ける人たちからは、再び飲み始めた人が昔から口にしてきた言葉と同じだ、という声が出たという。
20年以上にわたって依存症の支援にあたってきた臨床ソーシャルワーカーのジョー・シュランクも、その説明を鵜呑みにはできないという。
「たいていの場合、アルコール依存症の人が自分について語ることは、まるであてにならない。ただ、彼は本当に節度をもって飲めているのかもしれないが」
世界保健機関(WHO)は3年前、健康にとって安全な飲酒量はないとの見解を出している。
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