「ファッション保守」元大物政治家高市首相の靖国参拝見送りに痛烈苦言…過去にも就任後の“トーンダウン”を「やるやる詐欺」と一貫して酷評

高市早苗首相(写真:時事通信)

「ファッション保守」元大物政治家高市首相の靖国参拝見送りに痛烈苦言…過去にも就任後の“トーンダウン”を「やるやる詐欺」と一貫して酷評

8月14日(金) 11:00

高市早苗首相(65)が、8月15日の終戦の日(終戦記念日)に合わせた靖国神社参拝を見送る方針で調整に入ったことが、各メディアで報じられた。記事では、改善基調にある韓国との関係や中国からの強い反発が予想されることを念頭に置いた、外交上の配慮だとしている。

就任前は、終戦の日などの靖国神社参拝をルーティンとしていた高市首相。’22年の講演会では、仮に首相に就任した場合でも「ずっと参拝を続けたい」と述べたほか、参拝をやめれば「相手がつけ上がる」とまで言い切っていたが、今年春の例大祭は参拝を見送るなど、就任後は現実路線を取っている。

現職首相による靖国神社参拝は’13年の安倍晋三元首相が最後だが、自民党・長尾敬元衆院議員(63)は13日のXで、参拝を阻んでいる要因は、外交上の配慮などではなく、メディアや一部野党が“不毛に騒ぎ立てている”からだと主張。とはいえ、仮にそうした“外野の声”が要因だとしても、それに押されず、有言実行することを多くの高市首相の支持者は期待しているのではないだろうか。

実際、Xでは高市首相の判断を評価する声と共に、以下のような“ガッカリ感”も広がっている。

《日本の首相に是非参拝してもらいたいと願ってました。高市さんは、参拝を言い続けていましたが、総裁選でトーンダウンして、心配してたら、やっぱり行かんのか。がっかり》
《何が首相になっても参拝は続ける、ですかウソばっかりのやるやる詐欺》
《マジで今回は大がっかり!例大祭もまあまあがっかりしたけど夏は言ってくれるんだろうと思ってたんだよな》(原文ママ)

さらに、高市首相や与党、一部保守系野党を“ファッション保守”とこき下ろしたのが、元大阪府知事の橋下徹氏(57)だ。橋下氏は12日以降、高市首相の靖国神社参拝見送りを報じたメディアの記事を引用し、以下のように酷評している。

《これで日本の総理は今の靖国には参拝できないことが確定。自民・維新・百田尚樹氏のファッション保守たちは今後どんな振る舞いをするのか。総理の靖国参拝は必要不可欠。政治的な分祠しかない》
《自民・維新・日本保守のファッション保守たちは、もうしょうもない態度は改めよ》

その上で、高市首相の参拝見送りを《残念というほかない》と評価した保守系ジャーナリスト・門田隆将氏(68)の投稿を引用リポストし、こうも言い放った。

《総理が今の靖国に参拝できないことは、ちょっと考えれば分かること。総理就任前の高市さんに何度も質したが、「参拝する」の一点張り。それすら分からなかった高市さんや、ファッション保守の自民・維新・日本保守・参政たちに、国際情勢を乗り切る国家運営などできるわけない。野党もできるか分からんが》

いずれも厳しい評価だが、高市首相の靖国神社参拝見送りに見られる“トーンダウン”をめぐって、橋下氏は一貫してシビアな態度を取ってきた。それが顕著に表れたのが、今年2月22日の「竹島の日」の式典(島根県・松江市)に、高市首相が閣僚を派遣しなかったことだ。

’05年の「竹島の日」制定以来、歴代政権が閣僚を派遣した例はなく、内閣府政務官にとどめてきた。高市首相は昨年9月の総裁選直前のネット番組で、「(記念式典に)堂々と大臣が出て行ったらいいじゃないですか。顔色を伺う必要はない」と主張しており、式典開催側にとっても閣僚の派遣は悲願だったが、結局かなわず、会場では「恥を知れ!」「なんで大臣いないんだよ!」といったヤジも飛び交う事態に。当時のXでも、橋下氏は以下のように高市首相の判断を酷評していたのだ。

《高市さんは総裁選で「韓国に配慮する必要はない。閣僚を出席させる」と明言。しかし総理になればできない。高市さん大応援団の口だけ番長主張はこれで終了》
《首相の靖国参拝も竹島の日の閣僚出席も、「できないことはできない」と認めるのが誠実な政治。 ここをやるやる詐欺をする高市さんはダメ。 高市大応援団もダンマリ。 あの威勢の良さはなんやったん?》

次の靖国神社参拝のタイミングとして考えられるのが、今年10月の秋の例大祭だ。昨年、就任直前の高市首相は参拝を見送っていたが、今年は橋下氏も“手の平を返す”ような判断を下すこともあるのであろうか。

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