安田章大とのんがダブル主演を務める映画「平行と垂直」のメイキング映像(https://youtu.be/qcTNBG-bEE4)&メイキング画像が、このほど公開された。
本作は、障がいのある兄・大貴(安田)を日々支える希(のん)が、恋人の雅也(伊島空)からプロポーズを受けたことで、人生の大きな転機を迎える模様を描くヒューマンドラマ。監督は、「かぞくのひけつ」(06)の小林聖太郎が務める。
安田章大演じる大貴が商店街のお肉屋で買い物をするシーンの撮影風景を収めたメイキング映像。本編では何気ない日常のひとコマとして描かれる場面が、小林聖太郎監督や監修スタッフと細かな動きを確認しながら、一つひとつ丁寧に作り上げられていく様子が映し出されている。
映像は、安田がリハーサルを重ねながら、財布を取り出すタイミングや商品の受け取り方などの所作を細部まで確認。意見を交わしながら、よりリアルなものにするため柔軟に対応して撮影を進める姿からは、一つひとつの動作に真摯に向き合う様子がうかがえる。また、撮影の合間には自然と笑顔がこぼれるなど、穏やかな現場の空気感も収められている。
のんは、恋人・雅也と綾之町東商店街を歩きながら会話を交わすシーンからクランクイン。現場では、2人の自然体なやり取りや穏やかな人柄から、思わず応援したくなるようなカップルだったそう。
本作では自閉スペクトラム症(ASD)の描写についても専門家による手厚い監修体制を構築。発達障がい教育のパイオニアとして35年にわたり支援を続ける「さくらんぼ教室」代表・伊庭葉子氏をはじめ、発達障がい研究の第一人者である中京大学教授・辻井正次氏、グループホーム運営を通して当事者支援に携わる浮貝明典氏らが監修チームとして参加。脚本段階から大貴の人物設定や言動、行動を丁寧に検証し、撮影中も現場に立ち会いながら演技監修を行うなど、作品全体を支えた。
さらに、大貴と希が暮らす町の息づかいをよりリアルに描くため、舞台となる町を大阪府堺市に設定。小林監督、脚本の山野海、プロデューサーらは、堺フィルムオフィスの協力のもと、自転車で市内を巡るシナリオハンティングを実施。団地や昔ながらの商店街、阪堺電車、公園などを実際に訪れ、兄妹が長年暮らしてきた町の風景や空気を肌で感じたことが、温かな世界観へとつながっている。
キャスト・スタッフによる丁寧な作品づくりと、徹底したリサーチ、そして専門家による監修を経て生まれた「平行と垂直」。何気ない日常のワンシーンにも細部までこだわり抜いた本作だからこそ描き出せた、兄妹が暮らす町の空気と、大貴という確かな存在感。その舞台裏を垣間見ることのできる貴重なメイキング映像となっている。
「平行と垂直」は8月28日全国公開。
【作品情報】
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平行と垂直
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