佐藤大樹、コロナ禍を経て強くなった俳優業への思い「FANTASTICSの名前を広げられることに燃えた」

佐藤大樹 クランクイン!写真:松林満美

佐藤大樹、コロナ禍を経て強くなった俳優業への思い「FANTASTICSの名前を広げられることに燃えた」

8月12日(水) 10:00

FANTASTICSメンバーそれぞれの魅力にフォーカスして書籍化、9ヵ月連続で刊行する大型プロジェクト「GL‐9 ~FANTASTICS BOOKS~」6冊目は、佐藤大樹の2nd写真集『In Motion』(幻冬舎)。グループでは世界と共にリーダーを務め、EXILEも兼任。個人では俳優としても活躍する佐藤の約6年ぶりとなる写真集は台湾で撮影された。台北市や雨に濡れた夜の九ふんでの写真のほか、約2万字のインタビューも掲載されている。今回クランクイン!トレンドでは、写真集の注目ポイントや、35歳までに叶えたい目標についてたっぷりと聞いた。

【写真】クールな雰囲気もステキ!佐藤大樹撮り下ろしカット(全10枚)

■他のメンバーの発想にはない自分らしいカット

――2nd写真集『In Motion』は、どんな1冊になっていると感じていますか?

佐藤:初々しさやフレッシュさみたいなものを存分に詰め込んだ1st写真集から6年経って、少し大人になった僕、背伸びをしていない等身大の僕みたいなものを表現できたんじゃないかなと思っています。インタビューは約2万字になっているんですけど、この6年間で自分が経験して率直に思ったことが赤裸々を書いているので、すごく読み応えも見応えもある1冊になっていると思います。

――お写真もたくさん収録されています。まずはお気に入りの1枚を教えてください。

佐藤:お気に入りの1枚は、シャワーシーンです。使うカットもここは特にすごく悩みました。1st写真集よりも攻めた写真になっている、写真集だけでしか見せないような表現なので、ここはぜひ見てほしいなと思います。

――思い出深い1枚は?

佐藤:台湾で撮影すると決まって、やりたかったのがランタンを空に上げる写真でした。願いごとを書いたランタンを上げるのですが、小雨も降っていたし、チャンスは一度きりなので、緊張感の中で撮影しました。撮れた写真を見たら、雨粒も相まってすごく幻想的な写真になっていて思い出深かったですね。

――続いて、自分らしさがあふれている1枚を教えてください。

佐藤:自分らしいなって思うのは、通常版表紙の写真です。僕、子どもの頃から水の生き物がすごく好きで。バスタブに自分が入って、そこに熱帯魚を入れて一緒に撮りたかったんです。でも台湾に着いてすぐの撮影だったし、魚と一緒なので、お湯ではなく水の中に入る必要があって。撮影自体はめちゃくちゃ過酷だったけど頑張った甲斐(かい)があったなって思える写真が撮れました。現場でこの写真が撮れた時に「もうこれ表紙候補です」って言ったくらい、すごく自信がありました。魚と一緒に撮るっていうのは、たぶん他のメンバーの発想にはない、自分らしいカットだと思いますね。

■4年以内に叶えたい目標は?

――インタビューも約2万字の大充実の内容でした。インタビューを受ける中で、感じたことはありましたか?

佐藤:コロナ禍を経て意識が変わったっていうのは、すごく大きいですね。あの時の経験があるから今の自分っていうのは生まれたなって改めて思いました。あとはEXILE、FANTASTICSっていう2つのグループで活動をしていく中で、俳優活動もこの6年間でどんどん忙しくなってきて。いろんな現場を経て、自分の考えも少しずつ変わっていったなっていうのは、今回インタビューを受けて気付かされたことかもしれないです。実は今回の写真集のインタビュー、1st写真集の時と同じライターさんにお願いしているんです。そのライターさんから「私が見た大樹さんの6年間って、こう思うんですけど、どうですか?」って質問された時に「あ、確かにそんなこともあったな」とか「こういう風に見られていたんだな」っていうのを改めて気付かされました。

――もともと掲げていた5年ごとの目標がコロナ禍で崩れたという経験は、読んでいても印象的でした。

佐藤:ダンスを始めた15歳の頃から、5年後の目標は決めるようにしていて。みんなにバカにされてもいいから「20歳までにEXILEになれなかったら、高校の数学教師になる」と決めていたんです。そうやって目標を掲げながら動いてきたのですが、それがコロナ禍で少し後ろ倒しになったところもあって、「もっと早く次のステップに行けたのに」と思うことも増えました。

――後ろ倒しになったことで、ネガティブになるのではなく、前進できたのはなぜだったのでしょう?

佐藤:落ち込んでいる時間がもったいないって思うようになれたっていうのは大きいですね。「3年間後ろ倒しになったなら、その3年間を取り戻さなきゃいけない、今すぐに」 みたいな使命感があって。ネガティブになる時間がなかったんです。

――その期間の佐藤さんを客観的に見ていての感想ですが、俳優活動にもより力を入れるようになったイメージがあります。

佐藤:そうですね。2022年に放送された初主演ドラマ『liar』で、主題歌をFANTASTICSが担当したんです。そこから立て続けに主演ドラマが続いた時期に、僕が俳優業やバラエティでテレビに露出することでFANTASTICSの名前を広げられることに燃えたんですよね。主演をさせていただいて、その作品での主題歌を持ってくることができるというのに気付いた時に「もっともっとやりたいな」と思いました。今は、35歳までに朝ドラと日曜劇場と大河ドラマへの出演を叶えたいなと思っています。あと4年なので、めちゃくちゃハードルは高いですけどやるしかないなと思っています。

――グループとして5年以内に掲げている目標は?

佐藤:やっぱり紅白歌合戦に出るっていうのは、親孝行でもあるけど、おじいちゃんおばあちゃん孝行になるっていうのはあるので、一度はFANTASTICSとして出てみたいです。EXILEとしては何度か出させていただいているんですけど、自分がリーダーのグループで出たい。それから、ドームツアーを開催したいです。これは5年以内に必ず叶えたいですね。そのためには、本当にいろんなタイミング、運もあるし、その時の世間のニーズもあるけれど、ヒット曲を出して、勢いを加速させていきたいと思います。

■グループとして変わらないことは「ライブにかける熱量」

――すでに「GL‐9 ~FANTASTICS BOOKS~」で5名のメンバーの写真集などが発売されていますが、見てみてどんな感想を抱きましたか?

佐藤:やっぱりFANTASTICSらしいと思いました。こんなに個性がぶつかるんだと。みんな違うから表紙を並べた時に、同じグループのメンバーとは思えなくて。読み応えもありましたね。特に澤本夏輝と堀夏喜は、初書籍というのもあって「今、やりたいものを詰め込んでいます」っていう感じがしました。澤夏(澤本)は口下手だし、あまり表に出るのが好きじゃないっていうのがタイトルからも取れるし、すごくいいなと。言葉に説得力があって、もっと芯の部分が知れたなと思いました。なっちゃん(堀)に関しては、ノーメイクで自分の行きたい場所で好きに撮ってもらうのが、すごくなっちゃんらしくて。「こういう写真集を作りたかったんだな」って伝わってきました。この2人はこういう感じだよなって、しみじみ思いましたね。

――この10年を振り返ってFANTASTICSにとってのターニングポイントっていつでしょうか?

佐藤:2016年のFANTASTICS結成と、デビュー発表をしたEXILEのドームツアー「EXILE LIVE TOUR 2018-2019 “STAR OF WISH”」かなと思います。EXILEのドームツアーにFANTASTICSがサポートメンバーとして出演して、デビュー発表もその場でして。そのままデビュー曲「OVER DRIVE」を披露させていただきました。普通じゃありえないロケットスタートを切らせてもらえたのは、1番大きかったと思います。あとは『マネキン・ナイト・フィーバー』っていうFANTASTICS全員でお芝居をしたドラマを経て、最初のホールツアー「FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE」で半分お芝居、半分ライブっていう形で舞台をできたのは、全員が当たり前にお芝居をするLDHの中でも新しくて、いろんな人に知ってもらえる機会になったんじゃないかなと思っています。

――そんな中で、グループとして変わったこと、変わらないことを教えてください。

佐藤:全員がお芝居を経験したり、個人活動をかなり精力的にしたりしているグループだなと思うのですが、集まった時の爆発力、みんなで何か一つのものを成し遂げる能力はすごく成長したなって思っています。バラエティの時にも、メンバーがこういう発言をしたら、自分はこういう立ち位置に回ろうみたいなことが瞬時にできるようになりました。変わらない部分でいうと、やっぱりパフォーマンスに対する姿勢ですかね。LDHって今でも「ダンスといえばLDH」って言われるぐらい武器にしているものでもあるので、世界さんを筆頭にパフォーマンスに対して絶対に手を抜かないっていう姿勢、ライブにかける熱量っていうのは、全く変わってないなと思います。

――ちなみに佐藤さん個人として変わったこと、変わらないこともあれば教えてください。

佐藤:個人的には、いろんな役を演じたり、いろんな取材を受けたり、自分が編集長になって雑誌を作ったり、メディアにたくさん出るようになってから、言葉選びは絶対に変わっているなと思っています。朝の情報番組や、生放送に出ることになって、発言にはすごく気をつけるようになりました。逆に変わらないことは、年齢を重ねても中身は少年なこと。とにかく楽しいことが好きだし、自分が好きなものに全力を注げるっていうことは変わってないですね。ライブは自分が1番楽しめる場所だから、その日に出せる120%を絶対に出している自信があります。いろんな仕事をさせていただいていますが、仕事で絶対に手は抜かないです。これだけは変わってないかなと思います。

――最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

佐藤:ファンの皆さんに喜んでもらえるカットを厳選していますし、インタビューもかなり読み応えがあるんじゃないかなと思っているので、見て読んで楽しんでほしいです。カメラを意識せず自然体で台湾を満喫している姿っていうのを楽しんでもらって、一緒に旅行しに来た気分になれる一冊だと思うので、そういうところにも注目してもらえたらなと思います。

(取材・文:於ありさ写真:松林満美)

2nd写真集『In Motion』(幻冬舎)は発売中。

■関連記事
【写真】ガラリと変わった雰囲気に!佐藤大樹2nd写真集『In Motion』限定版表紙
FANTASTICS世界、「悔しいことはたくさん経験してきた」人生において大切にしているものとは?
FANTASTICS中島颯太、ポジティブマインドの秘訣とは? 「いろんな感情の自分を愛することが大切」
堀夏喜、FANTASTICSでの立ち位置は?デビュー当時の気持ちに戻った今は「ダンスともっと向き合いたい」
FANTASTICS瀬口黎弥、目指すのは「アベンジャーズのようなグループ」デビュー当時から関係性が変化したメンバーも明かす
クランクイン!トレンド

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ