まもなく結婚3年目を迎える私たち夫婦。新婚当初は家事を分担し、生活のルールを決めて、楽しく生活をしていたのですが、月日が経つにつれてそのルールもだんだんと曖昧に。いつの間にか家事のほとんどが私の担当になっていました。休みの日は一緒に食事をとるという約束も守られなくなってしまったのです。
アポ無しで毎日やってくる義母
さらに私を悩ませていたのが義母の存在です。私と娘を心配してか、アポ無しでしょっちゅう家にやってくる義母。ほぼ毎日やってくるので休まる暇がなく、余計に疲れていました。
「ママですよ〜♡」「ママが来たよ〜!」
また娘をあやすとき、いつも自分のことを『ママ』という義母。本当のママは私なのに……と、毎回モヤっとしていました。
しかも義母は、自分の好みのフリフリなベビー服ばかりを勝手に買ってきては、「こういうのが女の子らしくて可愛いのよ! 今すぐ着せて見せて!」と強要。私が娘のために選んだ服にはダメ出しばかりで、まるで娘を自分の着せ替え人形のように扱うのでした。
行きすぎた義母の言動
いよいよ我慢の限界が来た私は、義母にきっぱりと「家に来るのはたまににしてくれ」と伝えることに。しかし義母は聞く耳を持ちません。
どうやら義母は昔から女の子が育てたかったようです。自分の子どもは男の子だったので我慢しながら子育てをしたと言います。それだけに孫である娘は義母にとっては特別な存在。「自分の子どもとして育てて何が悪い」と主張して譲りません。
その上、「育休が終わったら保育園に預けるなんてかわいそう。娘よりもお金儲けを優先するなんて母親のすることじゃない」とまで。時代錯誤な発言に、もう呆れて何も言えなくなってしまいました。
ついに限界を迎えた私は…
その後も義母の娘への執着が増し、次第に恐怖さえ覚えるようになりました。しかし夫は義母の味方。義母の非常識さを伝えても「孫の面倒をかわいがってもらっているのに失礼だ」と言って聞きません。
毎日喧嘩になる私たち。子育てへの価値観が違いすぎて、夫婦としてやっていくのは無理かもしれないと思うようになりました。しかし義母のこと以外は育児にも積極的で良いパパ……。「それなら!」これが最後のチャンス!と思った私は、ある日覚悟を決めて義母と夫に「離婚を考えている」と打ち明けたのです。
私が抱える義母への不満を、ただの悪口と受け止めた夫は激怒。話し合いはヒートアップし、義母のヒステリックな声が家中に響き渡りました。
女の子のママである自分に憧れているだけ
さらに親権は母親である私が持つと話すと、
「 孫に会えなくなるじゃないの!冗談じゃない、私が連れて帰って面倒見ます」
そう言って立ち上がって義母は、隣の部屋で寝ている娘を連れて出て行こうとしました。
しかし、寝ているはずの娘がいません。実は、こうなることを予想していた私は、話し合いが始まる前に、実母に頼んで娘を実家に避難させておいたのです。
空のベッドを見てポカンとする義母。
「生後間もない赤ちゃんが寝ているって思っていたのに、ギャーギャー騒ぐなんてどうかしてます。そんな人に子育てなんて任せられません」
私ははっきりと告げました。そして、トドメに「お義母さんは、女の子のママであるキラキラした自分に憧れているだけですよね」「お世話は一切してくれたこともないですもんね」と、ずっと言いたかったことを義母に言ってやりました。
これが図星だったのか、義母にクリーンヒット!ぐうの音も出ない様子で黙り込んでしまいました。事の重大さに気づき、娘まで奪われそうになったのを目の当たりにした夫も、やっと納得したのか、これまでの行いを深く反省し、私に頭を下げて謝ってくれました。
私と夫、そして義母の末路
その後、私たちはしっかりと話し合い、しばらく自宅への訪問は控えてもらうことに決定しました。夫も「自分の母親の行動は異常だった」と目を覚まし、義母への連絡を完全に絶ってくれました。
現在、孫に会えなくなった義母は、親戚中に私の悪口を言いふらしているようですが、「あんな非常識な行動をとれば当然だ」と誰からも相手にされず、孤独な日々を送っているそうです。
一方の私は、義母の干渉から解放され、のびのびと育児を楽しんでいます。夫も心を入れ替え、今ではしっかりと家事も育児も分担して、休日は家族3人で水入らずの時間を過ごせるようになりました。あの時、勇気を出して本音をぶつけて本当に良かったです。
◇ ◇ ◇
孫の誕生をうれしく思い、たくさん会いたいと思う気持ちは自然なものかもしれません。しかし、孫がかわいいからといって、親の意思を無視して育児に踏み込んだり、自分の希望を押しつけたりすれば、大きな負担になってしまいます。特に産後は、ママが心身を休めながら新しい生活に慣れていく大切な時期。家族だからこそ、相手の気持ちや生活のペースを尊重したいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
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