家族で出かけた帰り、夕飯を食べようと、味噌カツで有名なサービスエリアに立ち寄ったときのことです。人気店だけあって、店の前には長い行列ができていました。私たちも「せっかくだから食べよう」と並ぶことに。
注文まで20分ほど待ち、ようやく私たちの前にはあと2人。私は子どもと話しながら、看板のメニューを見て「何にしようか」とワクワクしながら待っていたのですが……。
注文目前で、まさかの……
そのときです。見知らぬ女性が、すっと私たちの前に入ってきました。最初は「前の人と一緒なのかな?」と思いました。けれど、その女性は前の人と話す様子もなく、周囲をキョロキョロ。後ろには、まだたくさんの人が並んでいます。
普段ならなかなか言えない私ですが、このときは自分の目の前で起きたこと。しかも、私が言わなければ後ろの人たちもそのまま待つことになってしまいます。思い切って、私は声をかけました。
「並んでましたか? もし並んでいなかったなら、後ろから並んだほうがいいと思います。みなさん並んでいるので……」
すると女性は「あっ」と言い、移動してくれました。
これで後ろへ並び直してくれるのだと思ったのですが、女性は最後尾へ向かうわけではありません。なんと、私たちのすぐ後ろあたりで、また横入りしようとしたのです。
その様子に驚いていると、並んでいた人が次々に「すみません、私たちもずっと並んでいるので、最後尾からお願いできますか」「列はあちらから続いていますよ」と声をかけ始めました。
周囲の視線に気づいたのか、女性は小さく「すみません」と言い、そのまま列を離れ、どこかへ行ってしましました。大きなトラブルにはなりませんでしたが、注文目前だったこともあり、しばらくドキドキが止まりませんでした。公共の場では、急いでいるときほど周囲への配慮を忘れないようにしたいと感じた出来事です。
その後、無事に味噌カツを食べることができましたが、注文直前の出来事だったので、しばらくドキドキしてしまいました。公共の場では、お互いに気持ちよく過ごせるよう、順番やマナーを大切にしたいと感じた出来事でした。
著者:古川 未来/50代女性/3歳、5歳、8歳、10歳を育てる兼業主婦。ほぼ毎日ワンオペ育児。
イラスト:あやこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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