クリストファー・ノーラン監督の最新作「オデュッセイア」が、世界総興収11億ドル(約1736億円)に達し、監督のこれまでの最高記録を更新したと、米バラエティが報じている。IMAXで公開された作品としても、歴代1位に立った。
原作は、西洋文学の原点とされる古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩だ。トロイア戦争を終えたイタケの王オデュッセウス(マット・デイモン)が、神々の怒りを買い、ひとつ目の巨人や魔女に行く手を阻まれながら、妻と息子の待つ故郷へ帰る10年の旅を描く。トム・ホランドやゼンデイヤらも出演している。
これまでのノーラン監督の最高は、2012年の「ダークナイト ライジング」の10億8000万ドルだった。IMAXでは、2009年の「アバター」が持っていた2億7100万ドルを上回っている。いずれも物価の変動を考慮しない数字だ。
内訳は北米が4億6100万ドル、海外が6億4300万ドルで、公開4週目に入っても世界で1億1000万ドルを稼いだ。中国での公開は8月14日からで、まだ始まっていない。
IMAXでの記録を押し上げたのは、この作品の撮り方だ。ほかの大作が一部の場面だけIMAXの技術を使うのに対し、「オデュッセイア」は長編として初めて全編をIMAXのフィルムカメラで撮影している。
IMAXのリチャード・ゲルフォンドCEOは驚きを隠さない。
「当初から非常に高い期待をかけていました。それでも、この作品は期待を超え続けています」
「オデュッセイア」は9月11日から公開される。
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オデュッセイア
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