「ハリー・ポッター」シリーズでラベンダー・ブラウン役を演じたジェシー・ケイブが、俳優の仕事だけでは家族を養えなくなり、有料の動画配信サイトで収入を得ていることを英タイムズのインタビューで明かした。その収入は、俳優として18年かけて稼いだ額を1年で上回ったという。
ケイブは19歳のときに公開オーディションで7000人の中から選ばれ、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(2009)から「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(2011)まで、シリーズ最後の3作でロン・ウィーズリーの恋人を演じた。その後も英国のドラマや自作の一人芝居で仕事を続けてきたが、4人の子を育てながらの生活は苦しかった。昨年の初め、38歳のときに最終選考まで進んだオーディションに落ちて行き詰まったという。
2025年3月に登録したのが、OnlyFansだった。ファンが月額料金を払って投稿を見る英国発のサイトで、投稿の大半は成人向けが占めている。ケイブが出しているのは自身の髪にフォーカスした動画で、妖精やメイドの扮装で長い髪をとかし、編み、揺らす。肌は見せない。登録者は月6ドル(約950円)を払い、最初の投稿が拡散したあとは、1日で1万5000ポンド(約320万円)が入った日もあったという。
「5000ポンドくらい稼いで、数カ月やったら、次にどうするか考える時間が買えると思っていました。それが1年半以上続いて、本当に私たちの生活を救ってくれたんです」
ただ、ポルノをやっていると思われる誤解はついてまわるという。ケイブはその説明も兼ねて、表現を続けることと食べていくことの矛盾を新作の一人芝居に書き下ろし、いまエディンバラで上演している。
【作品情報】
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
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Photo by Kate Green/Getty Images