ベトナム戦争やカンボジア大虐殺を取材した報道カメラマン・石川文洋の半生を描くドキュメンタリー「戦場のボヘミアンカメラマン石川文洋」の特報と場面写真が、このほど披露された。
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【動画】「戦場のボヘミアンカメラマン石川文洋」特報
本作は、長時間のインタビューや多数の著書から引用したモノローグ、膨大な記録写真の数々を通し、何度も命を落としそうになりながらも最前線で撮影を続けてきた石川文洋の半生を振り返る。監督は「天のしずく辰巳芳子“いのちのスープ”」などの河邑厚徳。俳優の滝藤賢一がモノローグを担当。ナレーションは、元NHKアナウンス室長のアナウンサー・山根基世、朗読は「宇宙交響詩メーテル 銀河鉄道999外伝」などでハーロック役、「ゴールデンカムイ」月島軍曹役、「ONE PIECE」X・ドレーク役などの声優・竹本英史が務めている。
1938年に沖縄で生まれた石川文洋は、3歳の時に太平洋戦争が勃発し、一家で本土に移住する。1964年、文洋はわずか27ドルを持って日本を飛び出し、香港経由でベトナムに入国。27歳になる前日、銃撃された米軍少佐を撮ったネガをAP通信が買い上げ世界に配信し、“国際報道カメラマン・石川文洋”が誕生する。
1968年に一時帰国すると、ベトナムでの米軍プレスカードが認められて沖縄米軍基地の取材を許され、後方基地としてベトナム戦争に参加する沖縄の姿を浮き彫りにした。1979年のポルポト政権崩壊後はカンボジアの首都プノンペンに入り、最新の実情をとらえた本「大虐殺」を発表。68歳の秋には心筋梗塞で倒れるも、病気を抱える人に希望をもってほしいとの思いから、3500キロにおよぶ日本縦断の旅を約10カ月で完全踏破。辺野古での撮影も10年以上にわたり続けている。ベトナム戦争終結50年を迎えた2025年、ベトナム政府から式典に招待されホーチミンを再訪した彼は、そこである人物に会う。
「戦場のボヘミアンカメラマン石川文洋」は、11月28日より新宿K’s cinemaほかにて全国順次公開。なお、朗読を担当した竹本からのコメントも披露。全文は以下の通り。
【朗読:竹本英史】
朗読を担当させていただいた竹本と申します。
収録に臨むにあたりアプローチに悩みましたが、様々な意見を持つ方々に情報をフラットに伝えたい、との監督の意向を受け普段の仕事とは違う読み方に調整しました。私にとって新しいアプローチとなった今回の朗読を通して、本作をご覧になった皆様がポジティブなメッセージを受け取っていただければ幸いです。
『戦場のボヘミアン』、是非ご覧ください。
【作品情報】
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戦場のボヘミアンカメラマン石川文洋
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