ある日の朝、私は出かける準備に追われていました。時間がない焦りから、子どもに強い口調で声をかけてしまった私。急がせているつもりでかけた言葉が、子どもには思っていた以上に重く届いていたことに気付かされました。
朝の準備で焦っていた私
その日、私は朝の準備でバタバタしていました。時間に追われる中で、子どもの支度がなかなか進んでいないように見え、つい
「早くして!」「何でまだできてないの?」
と強い口調で言ってしまいました。
自分では、ただ急がせているつもりでした。けれど、私の言葉を聞いた子どもは黙り込んでしまい、そのまま玄関で動かなくなってしまったのです。
子どもが動けなくなった理由
私は理由を聞きましたが、子どもはすぐには答えてくれませんでした。
しばらくしてから、子どもは小さな声で
「ママが怒ってると、胸がぎゅってして動けなくなる」
と言いました。
その言葉を聞いた瞬間、私はハッとしました。
私は「早く準備してほしい」という思いで声をかけていたつもりでしたが、子どもにとっては責められているように感じられたのかもしれません。急がせるための言葉が、かえって子どもを動けなくさせていたのだと感じました。
声かけを変えてみると
その日をきっかけに、私は朝の声かけを少し変えるようになりました。
「早くして」と言いそうになったときは、
「一緒にやろうか」「次は何をするんだっけ?」
など、できるだけ寄り添う言い方を意識しました。
すると、子どもも少しずつ自分から動けるようになり、朝の時間が以前より穏やかになっていきました。
まとめ
この出来事を通して、言葉の選び方一つで、子どもの気持ちや行動が変わることがあるのだと感じました。私にとっては何げない声かけでも、子どもには強く響いていることがあるのだと知ったのです。相手の心にどう届くのかを考えながら言葉を選ぶ大切さを、子どものひと言から学んだ出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山田桃子/30代女性・会社員
イラスト:山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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