義母「あなたのために作ったの♡食べて?」悪意に満ちた差し入れ→「食べてくださいね♡」嫁のお返し!

義母「あなたのために作ったの♡食べて?」悪意に満ちた差し入れ→「食べてくださいね♡」嫁のお返し!

8月8日(土) 21:50

義母は悪い人ではないと思うのですが、少しおせっかいな性格でした。特に手作りおかずの「差し入れ」は、親切を越して少々困ったものでした。
「あなたのために」と頻繁に差し入れを持ってきてくれるのですが、夫婦2人では到底食べきれない量で、わが家の冷蔵庫はいつもパンパン。傷む前に処分せざるを得ないこともありました。食べきれないと伝えても、義母からの差し入れは止まることがありませんでした。
出張前日にも大量の差し入れ
私も夫も共働きで、出張で数日間、家を空けることも珍しくありませんでした。あるとき、私も夫も3日ほど出張することになり、事前に義母にも予定を伝えていました。しかし、出発前日のこと。義母が突然、大量のおかずを持ってわが家へやってきたのです。

「お義母さん、明日から3日間、2人とも出張なんです。こんなにいただいても食べきれません」

予定は伝えていたはずなのですが、義母は「じゃあ冷凍しておけばいいじゃない。あなたのために作ったのよ。帰ってきてから食べてね♡」と、強引におかずを置いていこうとしました。

私はこれまでも何度も「夫婦2人では食べきれない」と伝えてきました。それでも義母は、「せっかく作ったんだから」「冷凍すれば大丈夫」と、こちらの事情はお構いなし。ありがたい気持ちよりも、どうして私たちの都合をまったく考えてくれないのだろうというモヤモヤのほうが、次第に大きくなっていきました。

そして、この一件をきっかけに、私はこれまでの差し入れについて改めて考えるようになりました。すると、単に義母が「おせっかい」というだけでは説明できない、ある不自然な点が気になり始めたのです。
善意か、それとも嫌がらせか
実は以前から、義母の差し入れには不自然な点がありました。義母が持ってくるのは、極端に味付けの濃いおかずやギトギトの揚げ物ばかり。しかも、夫が苦手な食材を使っていることが多く、だいたい食べるのは私だけだったのです。

わざと私が困るものを押しつけているような気がして、夫に相談しました。すると、夫も私と同じように感じていたようで「母さんの料理って、昔はこんなに味が濃くなかったんだけどな」と首をかしげます。

このままでは食べ物がもったいないですし、無理に食べていれば私の体にも良くありません。

そこで私は夫と相談し、「私に渡すおかずだけ、わざと濃い味付けにしているのではないか」と確かめるため、次にもらったおかずをリメイクして、義母本人に食べてもらうことにしました。

ある日、義母から、とてもそのままでは食べられない極端に塩辛い肉じゃがを大量にもらいました。そこで翌日、義母を夕食に招き、もらった肉じゃがをコロッケにリメイク。味付けは変えず、もらった肉じゃがの味をそのまま生かして作りました。

事情を知らない義母がやってくると、私は何食わぬ顔でコロッケを食卓に並べました。

「お義母さん、たくさん食べてくださいね♡」

義母は何気なくコロッケを口にしました。しかし、ひと口食べたとたん、顔をしかめ、「何これ……しょっぱすぎない? こんなの食べられないわよ」と言って箸を置いたのです。私は夫と顔を見合わせました。

「それ、昨日お義母さんがくださった肉じゃがで作ったんです。味付けは変えていませんよ」と告げると、義母の表情が一瞬で固まりました。
リメイクおかずで明らかになった本音
「母さん、俺が実家で食べてた肉じゃがって、こんなに濃い味じゃなかったよね?」

夫が義母に尋ねました。さらに、これまで私にくれた差し入れも、夫が苦手で食べないものが多く、味付けが不自然に濃かったことを指摘しました。

「なんで妻に渡す料理だけ、こんなに味が濃いの?」と、夫に問い詰められた義母は、「たまたまよ。昨日は味付けを失敗しちゃっただけ」と言います。しかし、夫がこれまでにも同じような差し入れが何度もあったことを指摘すると、義母は次第に言葉に詰まっていきました。そして、しばらく沈黙したあと、観念したように口を開いたのです。

「ごめんなさい、意地悪をして……」と、義母は気まずそうに謝罪しました。結婚してから夫が私を一番に気遣うようになったことで、息子を取られたように感じ、寂しさや嫉妬を抱えていたと言います。

「息子があなたのことばかり気にするようになって……面白くなかったのよ」

そんな気持ちから、「少し困らせてやろう」と、私に渡すおかずだけわざと味付けを濃くしていたというのです。また、夫が苦手な食材を使っていたのも、私ひとりに食べさせるためでした。

一方で、頻繁にわが家を訪ねたり、大量のおかずを持ってきたりしていたのは、嫌がらせのためだけではなかったようです。義母は私たちともっと関わりたい気持ちもあったものの、自分の寂しさや嫉妬をうまく扱えず、おせっかいや嫌がらせという屈折した形でぶつけてしまったと話しました。

義母が寂しさを感じていたことは理解できました。しかし、だからといって私への嫌がらせが許されるわけではありません。私は、「困らせるために食べられないような味付けにするのはやめてほしい」とはっきり伝えました。さらに、こちらの予定を知っているのに大量の差し入れを持ってくるなど、私たちの都合を無視した行動にも困っていることを話しました。

義母も自分の行動を反省し、二度と嫌がらせはしないと約束。そのうえで、今後の差し入れや訪問についても、事前に確認してもらうことにしました。

現在も義母からの差し入れは続いていますが、事前に量や内容を確認してくれるようになり、夫婦2人で食べきれる量の、薄味のおかずに変わりました。お互いの家を行き来して、3人で一緒に食卓を囲む機会が増え、良好な関係を築けています。

◇ ◇ ◇

寂しさや嫉妬心を抱くことはあっても、それを嫌がらせとして相手にぶつけてはいけません。また、善意で何かをしてあげたいと思っていても、相手の事情や気持ちを無視してしまえば、かえって負担になってしまうこともあります。

違和感を覚えたときは我慢せず、パートナーと共有し、訪問や差し入れのルールを明確にすることが大切です。その行動が、良好な関係を築くきっかけとなるのではないでしょうか。受け入れられない行為については、はっきりと境界線を示したいですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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