安田章大とのんがダブル主演を務める映画「平行と垂直」の本編映像(https://youtu.be/eBolx4b2w2Y)が、このほど披露された。
本作は、障がいのある兄・大貴(安田)を日々支える希(のん)が、恋人の雅也(伊島空)からプロポーズを受けたことで、人生の大きな転機を迎える模様を描くヒューマンドラマ。監督は、「かぞくのひけつ」(06)の小林聖太郎が務める。
本編映像は、恋人・雅也からプロポーズを受けた妹・希が、自閉スペクトラム症(ASD)の兄・大貴に、東京に住む雅也の両親への挨拶に一緒に来てほしいと打ち明けるシーンを活写。兄妹が長年大切に積み重ねてきた日常に、小さな変化が訪れる瞬間を切り取った印象的なシーンとなっている。
グループホームを離れ、自立した暮らしを送る大貴は、自分なりのルールを大切にしながら生活している。部屋の中は“平行と垂直”を意識して整えられ、机に並ぶ食器や料理も几帳面に配置されるなど、一つひとつの所作にも大貴らしさが息づく。そして毎週水曜日の19時は、大貴と希が食卓を囲む週に一度の食事会だ。兄妹にとって当たり前のように続いてきたこの時間は、大貴にとって何よりも大切な時間なのだ。
約束の時間を1分でも過ぎると落ち着かなくなる大貴は、希の到着が遅れると何度もメッセージを送り続ける。スマートフォンの通知音が鳴り続ける中、ようやく現れた希に「食事会は19時です。今、19時3分22秒です」と伝える姿からは、普段は感情を大きく表に出さない大貴が、妹の到着を待ちながら落ち着かない様子や、不安を募らせていることがうかがえる。
そんな中、希は意を決して雅也との結婚を大貴へ伝える。兄のことを誰よりも大切に思う気持ちと、自分自身の人生を歩み出そうとする想いが入り混じる中、大貴がうれしい時の癖である“頬に触れるしぐさ”を見せると、「やばい、やばい!なんか私も急に嬉しなってきた!どうしよう!」と、思わず笑顔をこぼす希。続けて、「ここからが相談なんやけど……」と、東京で暮らす雅也の両親への挨拶に一緒に来てほしいと切り出すと、その言葉を受け止めきれない大貴の心は静かに揺れ始め、兄妹が当たり前に過ごしてきた日常が少しずつ変化していく。
「毎週水曜日の食事会」という何気ない日常だからこそ映し出される兄妹の距離感と、積み重ねてきたかけがえのない時間が丁寧に描かれている本編映像。そして“結婚”という人生の転機を前に、それぞれが自分らしい幸せを模索し始める兄妹の姿を、安田とのんが繊細な芝居で体現。変わっていくものと、変わらないもの、その狭間で揺れながらも前へ進もうとする兄妹が、それぞれどのような未来を選び取っていくのか――期待がさらに高まる内容となっている。
「平行と垂直」は8月28日全国公開。
【作品情報】
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平行と垂直
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