◆「銀座 恣時」で記念日ディナーを体験。天ぷらも炭火焼きも好きなだけ味わえるオールインクルーシブ
2026年7月22日(水)にグランドオープンした「銀座 恣時」。東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」5番出口から徒歩1分、アルボーレ銀座ビル8階にあるお店です。通年提供の記念日コースに、天ぷらと炭火焼きのオーダービュッフェ、60種類以上のドリンク2時間フリーフローまで付いたオールインクルーシブを編集部が体験してきました。
この記事の要約レポート
・銀座一丁目駅から徒歩1分の和食店「銀座 恣時」の記念日コースを編集部が体験
・ソファー席・個室・BOX席のいずれかを追加料金なしで確約
・全7品のコースに、天麩羅8種と炭火焼き8種のオーダービュッフェが付く
・乾杯のスパークリングを含む60種類以上のドリンクが2時間フリーフロー
・締めくくりはメッセージを添えたAnniversary Plate
エレベーターの扉が開くと、深い青の世界
銀座の中心から少し歩き、アルボーレ銀座ビルの8階へ。エレベーターの扉が開いた瞬間に飛び込んできたのは、想像していた和食店とはまるで違う深い青の景色でした。飲食店では寒色があまり使われないと聞くけれど、ここではその青が主役。ゆったりと流れる時間をイメージしたという間接照明が天井でやわらかく乱反射していて、思わず見上げたまま足が止まりました。
青とゴールドが響き合う、全61席の空間
コンセプトカラーは青とゴールド。溶けたような質感のTom Dixonのペンダントライトが席を照らし、銀座らしい品格の中に遊び心がすっと差し込まれているみたい。席はソファー席にBOX席、完全個室まで揃った全61席で、個室の壁にはKAMISMの和紙クロスをあしらう凝りよう。素材の温もりまで伝わってきます。2名専用の個室もあり、このプランならソファー席・個室・BOX席のいずれかを追加料金なしで確約してもらえるところも見逃せません。
幕開けは金彩の器に5品、蟹尽くしの1皿
ディナーコースは前菜、造里、天麩羅、炭火焼き、冷菜、食事、甘味の全7品。幕開けの「蟹で尽くすひとさら」は、金箔をあしらった丸皿に5品を点在させたモダンな仕立て。蟹の甲羅にのったタラバガニの焼き煮浸しは身がぎっしりで、ほろりとほどける繊維に出汁がじんわり含まれていました。揚げないカニクリームコロッケは衣がない分、軽やかで蟹のうまみがまっすぐ届く印象。雲丹といくらを赤酢で締めた小箱寿司が中盤で味を切り替えてくれるので、最後まで軽やかに食べ進められます。
網目のガラス鉢が涼やか、選りすぐりの造里
続く造里は、青い網目のガラス鉢に本鮪の赤身とかんぱち、サワラを立体的に盛った一皿。器の涼やかさと店内の青が重なって、夏の夜にちょうどいい静けさが漂います。厚めに引かれた身はそれぞれ脂の乗り方が違い、食べ比べているうちに、まだ序盤なのにすっかり気持ちが上がりました。
衣が驚くほど軽い天麩羅は、薬味3種で食べ比べ
天麩羅と炭火焼きは、それぞれ4種から選ぶプリフィクス形式。さらに「嗜好」としてオーダービュッフェが付き、天麩羅8種と炭火焼き8種を好きなだけ頼めるという贅沢さ。ビュッフェ台へ取りに行くのではなく、揚げたて・焼きたてをそのまま席まで運んでもらえるのがうれしいところ。朱塗りの箱膳にすっと立ち上がるよう盛られた車エビは、衣が軽くサクッと崩れ、ぷりっとした甘みが広がります。薬味は沖縄の塩、醤油と山椒香るスパイス塩、唐辛子味噌の3種。少しずつ替えると同じ食材が別の顔を見せてくれるので、ぜひ試してみて。
卵黄を絡めるリブロースと、柚子コショウの金目鯛
黒毛和牛リブロースの炭火焼きは、藍色に白の輪紋が入った器に卵黄を添えて登場します。甘辛いタレと卵黄が絡むとコクが一段深まり、思わずご飯が欲しくなる味わいでした。噛むとすっとほどけるやわらかさで、後から炭火の香ばしさが追いかけてくるのも心地よく感じられます。金目鯛はふわふわとほどける身に柚子コショウがきりりと利いた爽やかな後味で、肉と魚では余韻がまるで別物。2名で違うメインを選び、シェアするのも楽しそう。
大根のペンギンにほっこり、箸休めの冷菜
オーダービュッフェが続くコースだからこそ、ありがたかったのが箸休めの冷菜。深い青の器に鱧と炭火で焼いた白茄子、香味野菜が涼やかに盛られ、皿の端には大根を彫ったペンギンの細工がちょこんと。思わず笑顔になるかわいらしさで、記念日の食卓がふっと和みます。和出汁の土佐ジュレと梅ピューレが口をすっきり整えてくれるので、また食欲が戻ってきました。
当日精米の土鍋ご飯「純白の初なり」で締めくくり
締めの「純白の初(うぶ)なり」は、木箱にのった土鍋が席まで運ばれ、目の前でふたを開けてもらえる特別感。立ち上がる湯気とご飯の甘い香りに、つい声が出ました。玄米で仕入れて夕方に当日分だけを精米し、日本の米に合うといわれる軟水で炊き上げるそうで、粒はつやつやと大きく、噛むほど甘みがふくらむ味わい。ご飯に天ぷらをのせて小丼にすると、衣に出汁がしみてまた別のおいしさ。ここまで食べ進めたのに、ご飯だけはおかわりしたくなるのが不思議でした。
60種類以上のフリーフローと、主役を祝うプレート
ドリンクは乾杯の甲州スパークリング「粋翔-Suisho-」を含め、60種類以上が2時間フリーフローで楽しめます。オリジナルカクテル「余韻」は名前のとおり、飲み終えた後にやわらかな香りが残る1杯。古代米の赤米を使った「赤紀土」という珍しい日本酒もあり、すっきりフルーティーな飲み口が料理に寄り添ってくれる印象。クラフトサワー11種、ノンアルコール15種と幅広いので、お酒を控えたい日でも同じだけ満たされるはず。締めくくりにはメッセージを添えたAnniversary Plateが運ばれ、白いチョコレートの飾りが華やかに主役を祝ってくれました。誕生日や記念日をゆっくり祝いたい日、大人同士で気を張らずに贅沢を分かち合いたい日にぴったり。「心のままに、時を綴る」という店名そのままの時間が、ここにありました。
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