坂口健太郎を主演に迎え、中野量太監督が完全オリジナル脚本でメガホンをとる映画「私はあなたを知らない、」から、自身初のシングルマザー役を演じる堀田真由の新たな場面写真が解禁された。さらに今回、難役に挑んだ堀田へのオファーの裏側も明らかになった。
本作は、「家族」という幸せの形を追い求めた末に、愛する人を手にかけてしまった孤独な青年・夕平(坂口)の姿を描き出すヒューマンサスペンス。堀田は、劇中で夕平が愛したシングルマザーの東浜紗月役に扮する。公開された新たな場面写真では、幼い娘・朝子(倉田瑛茉)を抱きかかえて明るい表情を見せる姿や、女手ひとつで子どもを育てながらも、より良い生活を目指して懸命に生きる様子が切り取られている。
本作で初のシングルマザー役に挑戦した堀田は、子どもを産み育てた経験がないことから「最初は共感を抱くことは難しかった。わからないことだらけのスタートだった」と率直な心境を吐露。しかし、中野監督と“紗月の人物像”を日々模索していくことで、やがて「紗月の未来を予測せずに演じることは役者としても挑戦的であり、順撮りの環境のなかで日々を丁寧に積み重ねた」と撮影を振り返っている。
また堀田は、18歳の頃に「湯を沸かすほどの熱い愛」を観て以来、いつか中野監督と仕事ができる役者になりたいと思っていたことを告白。「デビュー10周年という節目の年に、その目標が叶ったことが本当にうれしかった。(中野監督は)誰よりも作品と現場を愛している方。その思いがビシビシ伝わってきた」と、念願の初タッグについての喜びを語った。
元々、紗月という難役を“どう描くか”、そして“誰をキャスティングするか”は本作における大きなテーマのひとつでもあったという。プロデューサーの深瀬和美は、「夕平の心情が丁寧に描かれることで、紗月が夕平を振り回す嫌な女に見えてしまうのではないかという懸念があった。彼女がキャリアだけを追っている人物に見えないよう追加したシーンもある」と明かす。同じくプロデューサーの若林雄介も、「子育てをして懸命に生きている紗月が、ただ自分勝手なだけだと思われる人物にはしたくなかった」と語る。
そうした思いや、「愛される雰囲気を持った人に演じてほしい」という監督・プロデューサー陣の意向から堀田の起用が決定。深瀬は「紗月が頑張りすぎて思わず刺々しい言葉を放ってしまうシーンでも、堀田さんなら人間味を持って演じてくれると思ったんです」とオファーの理由を明かし、「撮影中も堀田さんの柔らかい雰囲気に助けられました」と絶大な信頼を寄せている。複雑な心情と人間らしさを繊細に体現した、堀田の新たな一面に注目だ。
「私はあなたを知らない、」は8月28日より全国公開。
【作品情報】
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私はあなたを知らない、
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