【漫画】本編を読む
「人間はチョロい」そう思っているのは、保護施設から引き取られてきた“ういろう”。足にスリスリしたり、おもちゃをとくわえてきたり、ぶりっ子に余念がない。しかし彼にはライバルがいた…!それは先住猫の“すあま”。すあまは老齢のおじいちゃん猫で、自分をライバル視するういろうをやさしく見守っていた。これは2匹の猫が家族になっていく過程を描いた物語だ。
この漫画を描いたのは、ラブコメを得意としているはるしおん(@haruharucyon)さん。LINEマンガやcomicoで縦読みカラー漫画の連載経験もあり、2022年からは趣味で描いた漫画をSNSにアップしたり、憧れだったコミティアにも参加するようになったという。本作品「ういろうとすあま」について話を聞いた。
■2匹の猫が紡ぐ家族になるまでの物語
本作「ういろうとすあま」は、保護猫・ういろうと、おじいちゃん猫・すあまが少しずつ家族になっていく姿を描いた心温まる猫漫画だ。ある日、昼寝から目覚めたういろうは、浴室から聞こえてきたすあまの悲鳴に驚き、「おれさまが今助けてやる!」と勢いよく駆け出す。その健気で勇敢な行動に、多くの読者が心をつかまれた。
実はういろうは、保護施設から迎えられた猫で、元飼い猫だった可能性が高いという。一度人に捨てられた経験があるのではないかと考えられており、「今度こそ家族に気に入られたい」という思いから、人に甘えるような仕草を見せているのではないかと飼い主は感じているそうだ。そんな背景を知ると、ういろうの一つひとつの行動がより愛おしく感じられる。
作者のはるしおんさんは、「実家で猫を飼っているので、いつか猫ちゃんを主人公にしたお話を描いてみたいとずっと考えていました 」と制作のきっかけを語る。現在のところ続編の予定はないものの、「ういろうとすあまはお気に入りのキャラなのでイラストなどはときどきあげるかもしれません 」と話しており、猫好きにはうれしいコメントも寄せている。少しずつ心を開き、本当の家族になっていく2匹の姿に癒やされる作品を、ぜひ読んでほしい。
取材協力:はるしおん(@haruharucyon)
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