大ヒット公開中の「スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ」について、デスティン・ダニエル・クレットン監督がファンの間で解釈の分かれている結末や続編の構想を、米デッドラインとのインタビューで語った。
本作は、前作「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」で自らの存在を人々の記憶から消したピーター・パーカーのその後を描く。7月31日に日米で同時公開され、北米では初日・週末ともに歴代最高の興収を記録するなど、記録的なヒットとなっている。
クレットン監督は今後について、「次の映画があることは分かっている」と述べ、何を描くかは脚本チームで話し合っている最中だと明かした。作品を熱心に分析するファンの考察や反応も、その議論に生かしていきたいという。
※※ここから先は結末に触れます。未見の方はご注意ください※※
劇中、かつての恋人MJは、最後までピーターをまったく思い出さない。だが結末で、ピーターは亡きメイおばさんの墓に供える花を買いに行き、同じく記憶を失った親友ネッドと再会する。初対面として名乗り合い、握手を交わすと、その手はいつしか2人だけのお決まりの握手に変わっていく。記憶がないはずのネッドの体が自然とその動きをなぞり、彼は「ピーター?」と、その名を口にする。そこで映画は幕を閉じる。
まったく思い出さないMJと、握手をきっかけに名前を取り戻すネッド。この対照的な結末が何を意味するのか、ファンの解釈は割れている。ネッドの記憶が完全によみがえったとする見方もあれば、魔法は解けないまま断片的に思い出しただけ、という声もある。
クレットン監督は、あえて答えを一つに定めない考えだ。
「観客が受け取る感情ははっきりしている。ほんの少しの喜びを感じたところで、暗転する」
そのうえで「ファンの考察は大好きだ。自分の見解を差し挟んで、その対話を止めたくない」と語った。監督は、結末をどう受け取るかは観客一人ひとりに委ねているという。
「スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ」は全国公開中。
【作品情報】
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スパイダーマンブランド・ニュー・デイ
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Photo by Mike Marsland/WireImage/Getty Images