日本発となる「スター・ウォーズ」の本格長編アニメーションシリーズ「スター・ウォーズビジョンズ/九人目のジェダイ」の前夜祭イベントが8月4日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、神山健治総監督、多田俊介監督、主人公カーラ役の声優・赤崎千夏、そして「スター・ウォーズ」の大ファンとして知られるTHE RAMPAGEの川村壱馬が登壇した。
本作は、世界を牽引するアニメスタジオがクリエイター独自の視点で描くプロジェクト「スター・ウォーズ:ビジョンズ」内のエピソード「九人目のジェダイ」のその後の物語を、全8話で描く「スター・ウォーズビジョンズ」初の長編アニメーションシリーズ。
シリーズ第1作「スター・ウォーズ」がきっかけで映像制作を志したという神山総監督は、「ぼくが子どものころに、エピソード4を観た印象を、なんとかもう一度映像に収めたいというのが最初の動機でした。そうなると『スター・ウォーズ』ってジェダイなのかなと思ったんです。特にライトセーバーはどうしても欠かせないアイテムだったので、それを全面に出して。あとはかつて名もなき青年だったルークが冒険に出たように、今回も新しい主人公が銀河に旅に出るところが基本になるんじゃないかなと思ったので、そこを軸に物語を組み立てました」と本作に込めた思いをコメント。
さらに、色が変わるライトセーバーという設定について「あれは僕が12歳の時にエピソード4を観たときの勘違いからはじまったところがあります。あの時はジェダイしか使えないと思ってたし、その人の色がライトセーバーの色だと思っていたんですけど、『帝国の逆襲』でハン・ソロが、ナイフのように使っていたのを観て。僕の考えが違っていたことに気付きました。でもやっぱりジェダイしか使えない方がカッコ良くないかなと思って。それで今回、それを使わせていただいたということです」と少年時代からの夢だったことを明かし、会場のファンを沸かせた。
また、多田監督は「作品の中にルークたちが出てくるわけではないけど、『スター・ウォーズ』の宇宙で繰り広げられる作品なので。ライトセーバーなどのガジェットが、皆さんに納得していただけるようにということを心がけました」と本作の表現で心がけたことについて言及。Volume 1から強いフォースを秘めた少女・カーラ役を続投する赤崎千夏は、「カーラは、まじめで実直で未完成なところがあります。それゆえ冒険の中でつらい思い、苦悩もあるけど、それを乗り越えて、どう成長していくか。視聴者の方にもカーラと同じ気持ちになっていただけたら」とカーラを演じた思いを振り返った。
そして、父親の影響で2歳の頃からシリーズを観て育ったという生粋の「スター・ウォーズ」ファンである川村壱馬は、本作を鑑賞し「映像がきれいすぎて、衝撃を受けました。視覚的にも、音でも、ところどころで『スター・ウォーズ』らしさを感じて、興奮しました」とあふれる“SW愛”を爆発させた。
そんなイベントの最後に神山総監督が「世界中にファンがいる『スター・ウォーズ』ですが、日本のスタッフがつくったのははじめてだとのこと。面白い作品ができたなと思いますので。どんどん『スター・ウォーズ』を好きになっていただけたら」と会場のファンに呼びかけ、イベントを締めくくった。
「スター・ウォーズビジョンズ/九人目のジェダイ」は、ディズニープラスで日米同時配信中。
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