現在、大ヒット公開中の「スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ」のメガホンをとったデスティン・ダニエル・クレットン監督が、トム・ホランドの驚きの演技力について明かした。
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本作の舞台は、前作「スパイダーマンノー・ウェイ・ホーム」(22)の出来事から4年後──。いつもと変わらないニューヨークの街。しかし自分の存在も、自分がスパイダーマンであることも、知る人は誰もいない。いつも一緒にいた恋人MJ(ゼンデイヤ)や親友ネッド(ジェイコブ・バタロン)さえも。孤独を抱えながらも、犯罪と戦い続けるピーターの身体に突如異変が起きる。助けを求め訪ねたバナー博士(マーク・ラファロ)からは、自分のDNAが変異しそれが命を脅かすものであることを知らされる。スパイダーマンとしての身体が危険な状態にある中、ニューヨークの街にも危機が忍び寄る…。
スパイダーマンといえば赤と青のスーツに身を包み、マスクで素顔を明かさずに街を駆け抜けるヒーローだが、演じる側にとっては、表情が見えない状態でピーターの個性や感情を伝えるという難しさがある。だが、そんな状況下で動きや仕草からピーターらしさが存分に伝わってくるホランドの演技を目にしたクレットン監督は、日本の伝統芸能“歌舞伎”を例に挙げ、「彼の演技には本当にたくさんの個性と人間らしさがありました」と絶賛した。
当初、クレットン監督は、「マスクをかぶった状態の人物を演出するのは初めてだったので、僕はとても心配でした。ピーターの個性を、そのマスク越しにどう伝えられるのか、というのは怖い挑戦でした」と、自身でも困惑していたことを明かしたが、その不安は、トムが撮影現場でスパイダーマンのスーツを着た瞬間に消え去り、「トムが初めてスーツを着て、撮影現場でシーンに入った時、彼の魔法を目の当たりにしました。そのスーツの中にピーター・パーカーを感じることができたんです」とトムの役作りを絶賛した。
長年スパイダーマンを演じてきたトムだからこそ表現できる細かな仕草や動きの一つひとつが、マスクの奥にいるピーターという青年を感じさせるが、クレットン監督がその表現力を説明する際に挙げたのが、日本の伝統芸能“歌舞伎”だった。クレットンは「まるで昔からある演劇の技術に参加しているような感覚でした。例えば歌舞伎のように、身体の動きで多くを表現するものです。彼のボディランゲージが、本当に多くを語っていました」と、ホランドの身体表現の多彩さを分析した。
さらに監督は、ホランドの演技について「トム・ホランドが演じるピーター・パーカーは、特に僕にとって共感できるキャラクターでした。彼は演技に生命力と魅力を吹き込み、コメディとドラマの境界線を難なく渡り歩く魔法のような才能を持っています。彼と仕事ができることにとても興奮していましたし、期待をはるかに超える素晴らしい演技を見せてくれたことを嬉しく思います」と、ホランドの演技力を称賛した。
【作品情報】
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スパイダーマンブランド・ニュー・デイ
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