石井裕也監督「開戦前夜」が89館で動員3万人超の好スタート!全国で満席回続出、計131回記録

石井裕也監督「開戦前夜」が89館で動員3万人超の好スタート!全国で満席回続出、計131回記録

8月5日(水) 16:00

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2025年8月に放送されたNHKスペシャル「シミュレーション昭和16年夏の敗戦」のドラマパートに約40分の追加シーンを加えた138分の完全版「開戦前夜」が、7月31日より全国89館で公開され、オープニング3日間で動員3万0388人、興収4277万5700円を記録する好スタートを切った。

【公開3日間成績/全国89館】

・7/31(金):動員7863人興収1135万5740円
・8/1(土): 動員1万2326人興収1597万3680円
・8/2(日):動員1万0199人興収1544万6280円

3日間計:動員3万0388人興収4277万5700円

都内の客層は男女比6:4で、中心となったのは50代以上の層。映画ファンに加え、キャストファンとみられる20代~40代の来場も目立った。メイン館のテアトル新宿をはじめ、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ日本橋など、全国の劇場で初日から週末にかけて満席回が続出し、3日間で計131回を記録。神奈川、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡など、各地の劇場でも週末に満席回を記録した。SNS上では、「満席の中で鑑賞した」「もう1回観たい」といった投稿も相次いでいる。夏休みの大作映画が並ぶ公開週に、全国89館での上映ながら、週末の動員・興収ランキングでともに11位を記録した。

特に目立ったのが、口コミの熱量の高さだ。SNS上では、俳優陣の演技や、80年以上前の出来事を現代社会と重ね合わせた本作のテーマについて、熱のこもった感想が数多く寄せられている。

「俳優陣の熱演合戦…!劇場の整った環境で観る没入感が凄まじいです!」「とにかく役者が全員いい。若手中堅熟練、全ての芝居が素晴らしい。」など、俳優陣の覚悟と気概を感じさせる演技を評価する声のほか、「賢い頭脳を結集し、数値やデータを基に『絶対に勝てない』という冷徹な計算結果が出ているのに、それを覆せない理不尽さ。組織の論理、空気、権力……理性よりも感情が優先されていく過程が本当に恐ろしい。」「これは過去の物語ではなく、『2026年に起こること、もしくは、もう起きているかもしれない』現実であると、今観ることで体感できる作品である。」など、本作が描く、社会や組織を覆う「空気」の恐ろしさを現代に重ね合わせる感想も寄せられている。

さらに、「もう十年来、アニメ映画以外の邦画を観ていないけど、『開戦前夜』は観ておかないといけない気がする」「若い人にこそ観てほしい。今だからこそ、多くの人に観てほしい。」「直接的に戦争を描く作品ではないが、戦争を考える上で、ぜひ観てほしい。」など、本作を「今こそ観るべき作品」と捉え、若い世代を含む多くの人に鑑賞を勧める投稿も数多く見受けられた。こうした反響を受け、今後も口コミの広がりによる継続的な動員が期待される。

7月31日には、主演の池松壮亮をはじめ、共演の仲野太賀、中村蒼、佐藤隆太、江口洋介、佐藤浩市らが参加したキャストスペシャル座談会をYouTubeで公開。撮影の舞台裏や本作に込めた思い、それぞれが作品を通して伝えたいことを語る、見応えのある映像となっている。公式SNSでは、出演者の池松、中村への質問をウェブ上で募集する企画も実施中で、寄せられた質問には、後日、出演者が動画で回答する予定だ。

実在した「総力戦研究所」と日米開戦への流れを描いた本作。昨年8月に放送されたNHKスペシャル「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」のドラマパート(前後編計98分)は、猪瀬直樹氏のノンフィクション「昭和16年夏の敗戦」を原案として創作された。個々人の戦争への恐れや抗いを押し流して開戦へと向かった昭和16年夏の「世の中の空気」をより鮮明に描き出し、この作品のテーマをより深く伝えするべく、138分の完全版を劇場公開。監督・脚本・編集は石井裕也が手掛けた。

【作品情報】
開戦前夜

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